柿右衛門窯（かきえもんがま）

日本初の赤絵の技法を開発し、その「柿右衛門様式」を現代に伝える由緒ある窯元

日本初の赤絵(上絵付)の技法を開発し、素地の余白を活かした明るく繊細で絵画的な構図を特徴とする「柿右衛門様式」は、華やかで美しく、世界中の人々を魅了し続けています。1971年には柿右衛門様式を象徴する「濁手(にごしで)」が、国の重要無形文化財総合指定されています。柿右衛門古陶磁参考館では、およそ380年に渡って綴られてきた柿右衛門窯の歴史と、世界中を魅了した「柿右衛門様式」といわれるやきもの文化を知ることができます。柿右衛門様式の壷や花瓶など、近代の代表作品を展示されています。