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伊万里焼
日本最古の磁器と言われる有田焼は、佐賀県で17世紀より400年以上続く歴史を持つ焼き物です。国内市場に流通し始めた頃、伊万里港から船で出荷されていたため、江戸や京阪で「伊万里焼」と呼ばれていたのがはじまり。当時の伊万里焼と現代の伊万里市内で焼かれているものを区別するために、かつてのものを「古伊万里」と言います。透き通るような白地が特徴で、そこに熟練の職人が美しい絵付けを施した工芸品は、かつてヨーロッパに輸出され王侯貴族にも愛されました。古伊万里様式、柿右衛門様式、金襴手様式、鍋島様式など、さまざまな表現技法があります。繊細で華奢な見た目のイメージに反し、硬質で耐久性が高く日常的な器としても用いられています。(2023年度 佐賀県観光連盟撮影)
- エリア
- 西部エリア ( 伊万里市 )
- カテゴリ
- 伝統工芸・特産品
- 季節
- ファイルサイズ
- 12.7MB