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伊万里饅頭

西部エリア
【伊万里市】
食・郷土料理

明治33年創業の菓子店の三代目が、昭和26年に考案した和洋折衷の焼饅頭。伊万里焼の窯元にてヒントを得た形で、まんじゅうの表面には磁器の貫入（ひび割れ技法）のようにパリッとひびを入れ、クルミで湯飲みのフタの取っ手が表現されています。登場時は、今よりも多少甘めで、ひとまわり大きかったといいます。黄味餡と口当たりが優しいミルク餡をブレンドした餡を、試行錯誤の末に仕上がった秘伝の生地で包み、焼き上げた逸品です。テレビ番組で紹介されたことで、一気に認知度が高くなりました。（2023年度佐賀県観光連盟撮影）