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弓野人形
博多人形師の原田亀次郎が、1882 年に武雄市西川登町弓野地区で製作した土人形がはじまり。初めは洗練された博多人形に近い作風で作られていましたが、次第に胡粉(こふん)を厚く塗ったぽってりとした形と鮮やかな彩色が魅力の、親しみのある人形へと変化しました。
粘土を用いた原型を石膏で覆って製作した型に、こねた土を押し付けるようにのばしながら成形。乾燥後、素焼きし(こふん)で真っ白にした後に絵付けで仕上げます。多彩なデザインと、数百種類もの型があります。
明治中期には、床の間に飾る人形や鳩笛などが販売され、弓野人形が世に広まり、 その後、佐賀県内では多くの家庭がひな祭りに飾る風習ができました。
(2023年度 佐賀県観光連盟撮影)
- エリア
- 南部エリア ( 武雄市 )
- カテゴリ
- 伝統工芸・特産品
- 季節
- ファイルサイズ
- 13.1MB