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陶山神社

画像:陶山神社の写真
日本における磁器発祥の地・有田の町を見下ろす高台に、陶山神社は万治元年(1658)に建立されました。神社の石段を上ると、白磁に淡いブルーの唐草文様が描かれた美しい磁器製鳥居が、参拝者を迎えてくれます。これは、明治21年に陶工達が寄進したもので、いまや有田のシンボル的存在。このほか境内には有田焼の技術の粋を集めて焼成された磁器製の狛犬や、大水甕、灯篭などが奉納され、窯業にたずさわる地元の人々の、信仰心の厚さがしのばれます。 社務所では磁器製の可愛いお守りが売られており、旅の思い出にもとめる観光客も多いとか。また、さらに陶祖坂を5分ほどで、有田焼の陶祖・李参平の碑にたどり着きます。李参平率いる朝鮮からの陶工集団は、元和2年(1616年)に有田町の泉山で白磁鉱を発見し、日本で初めて磁器の焼成に成功しました。記念碑は、有田の礎を築いた李参平の功績をたたえ、磁器創生300年にあたる大正6年に建てられたものです。
エリア
西部エリア ( 有田町 )
カテゴリ
歴史・文化
季節
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13.8MB