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小城羊羹
シュガーロードと呼ばれる長崎街道の沿線では、砂糖の流通ともに地域ごとの文化や風土と融合して、さまざまなお菓子が生まれました。そのシュガーロードの拠点の一つとして栄えた小城で、花開いたのが羊羹。明治初期には日清戦争で軍へ納入され、その日持ちの良さが話題になり小城羊羹が世に知れ渡りました。天山山系の良水に恵まれ、佐賀平野で穀物も豊かに実ったことで煉り羊羹作りが盛んになり、今も愛されています。
中でも昔ながらの伝統製法で作られる、表面にはシャリシャリの砂糖の結晶、中はしっとり滑らかな口当たりの羊羹が人気です。煉り上げた羊羹を木箱に移して固め、一本ずつ寸法に合わせて包丁で切り分けます。昭和27年(1952年)頃、他の地域の羊羹と差別化するため地名を使い「小城羊羹」という名称になりました。
(2023年度 佐賀県観光連盟撮影)
- エリア
- 中部エリア ( 小城市 )
- カテゴリ
- 食・郷土料理
- 季節
- ファイルサイズ
- 14.5MB