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旧久富家(佐賀歴史民俗館)

中部エリア
【佐賀市】
歴史・文化

旧久富家は、履物商を営んでいた初代久富亀一が1921年に建てたもので、主屋と土蔵が並ぶ大型町屋として大正期の風情を今に伝えています。裏には作業所があり、下駄の製造も行われ、朝鮮半島へ販路を広げるなど、県下でも有数の履物問屋となりました。営業は、1980年頃まで続けられたといいます。 2008年に佐賀県遺産に認定され、2015年には内部のリノベーションが行われました。現在は1階にカフェやフォトスタジオが、2階には複数のテナントが入居し、アトリエやスタジオなどとして活用されています。（2023年度佐賀県観光連盟撮影）