小城羊羹(おぎようかん)の歴史は、はっきりとはわかりませんが、明治時代にはすでにさくらようかんの名で親しまれていたようです。明治時代、日清戦争の際には、戦地に送られる食糧のなかで、他の食物がつぎつぎと腐っていく中、小城羊羹だけが風味を失うことがなかったというエピソードがあります。これ以来小城羊羹は全国にその名を知られるようになりました。
原料は、小豆、砂糖、寒天で、抹茶なども使います。水に寒天をとかし、砂糖をくわえたあと、あんを入れて煮詰め、冷やすと羊羹ができます。ほどよい甘さと昔懐かしの風味は現在でも受け継がれ、羊羹の全国ブランドとして人気の逸品です。
- 所在地
- 小城市
- お問い合わせ先
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小城羊羹協同組合
TEL:0952-73-3314
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