約580年前に茶の栽培がはじまったという嬉野は、全国茶品評会で日本一を受賞するなど日本有数のお茶どころ。
嬉野の名物といえば、温泉とお茶。段々と広がる茶畑は嬉野を代表する風景です。うれしの茶の本格的な栽培は、慶安年間(1648から51)、地元の民謡にもなっている茶祖吉村新兵衛によってはじまったとされています。脊振から茶種を取り寄せ、お茶の栽培には適地だった嬉野の山間部にある不動山に蒔いたことから今のようにさかんになったといいます。国の天然記念物に指定されている「大茶樹」もこの時代のものと言われています。香ばしく喉ごしさっぱりの「釜炒り製玉緑茶」、ふくいくとした香りでまろやかな「蒸製玉緑茶」のふたつを「うれしの茶」と呼んでいます。飲み比べるのもオススメです。
佐賀県は、お茶と関係が深く、日本茶の栽培発祥の地は佐賀県内にあります。建久2年(1191)、栄西禅師が宋から茶の種子を持ち帰り、脊振山麓(現在の佐賀県神埼郡吉野ヶ里町)に蒔いたのが、日本茶のはじまりと言われています。
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