佐賀城本丸ボランティア
幕末維新期の激動の時代。輝いていた佐賀藩、そして先人たちの活躍を振り返り、世界的視野で日本の未来を見つめていたその精神に触れることができるツアーをお届け。人数や年齢層に合わせた丁寧で分かりやすい説明でご案内します。子どもも大人も一緒になって楽しく佐賀の歴史を学ぶことができます。
館内コース[所要時間/約30分から60分]
-
1.鯱の門
天保9年(1838年)当時の姿を残す「鯱の門」。佐賀の乱(佐賀戦争)で刻まれた銃弾跡も残っています。国重要文化財。
-
2.御玄関
佐賀城本丸歴史館は日本で初めて本丸御殿を木造復元した施設。御玄関は、当時は藩主など特別な人が利用しており、堂々とした風格が感じられます。
-
3.御式台
御玄関から入られた方々を最初にここでお迎え。現在は、来館者にも殿様気分を味わっていただけるようにと、御玄関を通ってからこの御式台に入ることができます。
-
4.北廊下
45mの畳敷き廊下で、建物の北側に位置します。建物内部と外を仕切っているのは障子と、さらにその外側にある雨戸。いずれも伝統的な日本の家屋に見られる特徴的な建具です。
-
5.天守台
外にはかつて天守閣があった場所に天守台のみが残されています。高さ約9m、南北31m×東西27mとかなり巨大な天守台であることから、天守もかなりの規模のものだったことが想像できます。
-
6.復元資料
佐賀城の変遷や復元の過程を貴重な資料から知ることができます。当時の「佐賀城御本丸差図」や古写真などをもとに復元が行われました。
-
7.建物の構造模型
復元の大部分は、江戸時代と同じ建築工法で建てられました。屋根瓦の下には防水目的で薄い杉板を竹釘で固定するなど、直接目に見えない部分まで詳細に復元。使用している木材は、杉、檜、松、ケヤキの4種類です。
-
8.外御書院
将軍家からの贈り物の披露、11代藩主直大の結婚披露、正月の各種行事などが行われていた部屋。佐賀城本丸御殿の新築披露の際には、約千名の家臣団が外御書院に入ったと言われています。
-
9.御小書院(特別展示室)
御三家(小城藩・蓮池藩・鹿島藩)との面談や側近たちとの会議が行われていた部屋。現在は特別展示室として実物資料を展示しています。
-
10.御座間
藩主の執務室として使用されていた部屋。柱の色が他の部屋と比べて色が黒く、見かけも古くなっていますが、これは、この部屋が単なる復元ではなく、建設された天保9年(1838年)当時の木材などを使用しているためです。県重要文化財。
-
11.御料理間
家臣や藩外の人達との対面や、客人を料理でもてなす場所として利用されていました。現在は、幕末維新期の佐賀の医学や科学技術などを紹介しています。
-
12.建物表示
現在はまだ復元されていない建物群を地面に平面的に表示。発掘された遺構は、天保9年(1838年)に再建された本丸御殿を描いた「佐賀城御本丸差図」と、ぴったり一致しています。
セールスポイント
- 本丸御殿の木造復元としては日本初
- 全国でも希少。藩の政務の中心である本丸御殿の広さを体感
- 日本の近代化を先導した幕末維新期の佐賀藩の輝きを体感
- ボランティアガイドによる丁寧で詳しい案内
-
佐賀の文化・歴史を伝える高祖さん。バルーンのパイロットもされているとか。面白いお話をたくさん聞くことができます。
-
45mの畳敷き廊下をガイドする高祖さん。幕末に忠実に復元された本丸御殿を隅々まで案内してくださいます。
佐賀城本丸ボランティア
- 所在地
- 佐賀市城内2-18-1(佐賀城本丸歴史館内)
- ガイド人数
- 60名
- 対応時間
- 9時30分から16時
- ガイド料金
- 無料
- 受入人数
- 1名から団体まで対応可
- 外国語対応
- あり(英語・中国語・韓国語)
※1週間前までに調整が必要
- 予約受付時間
- 9時30分から18時
- 申込期限
- 3日前までの要予約
- 申込方法
- WEBサイトから
- お問い合わせ
- TEL.0952-41-7550、FAX.0952-28-0220
館内コース
所要時間/約30分から60分、駐車場/あり(佐賀城本丸歴史館)
外回りコース(北側・南側・一周)
所要時間/約30分から60分、駐車場/あり(佐賀城本丸歴史館)