青木龍山氏は、日本芸術院会員であり、日展などでご活躍され、平成17 年には文化勲章を受章されるなど、有田が誇る
陶芸家の一人として足跡を残されました。
平成20年4月23日に81歳でご逝去されましたが、代表作とされた天目の作品をはじめとする独特な作風は、今もなお私たちを惹きつけてやみません。
ご子息の青木清高氏もまた、自然と調和した造形と、複雑な色合いを持つ新たな青磁の開拓者として数々の賞を受賞され、
日展評議員を務めるなど、これからの陶芸界を牽引するお一人でしたが、平成27年4月14日に57歳でご逝去され、誰もがその早すぎる死を悼みました。
平成28年に青木家より、両氏の功績を永く記憶にとどめ、町内外の方々に鑑賞していただきたいというご意向を受け、
ご自宅で大切に保管されていた作品47点(龍山氏28点、清高氏19点)などを、有田町に寄贈されました。
今回の企画展では、頂いた作品のうち18点を厳選して公開します。
龍山氏と清高氏の、長年の研鑽と創作活動の一端や、両氏の優れた作品が織り成す世界をじっくりとご堪能ください。
- 開催日
- 2024年11月2日(土曜日)から2024年12月1日(日曜日)
- 開催時間
-
9時から16時30分
※月曜日休館
- 開催地
- 有田陶磁美術館 2階展示室
- 所在地
- 〒844-0004 佐賀県西松浦郡有田町大樽1丁目4-2
- 料金
- 大人 120円、高校生以下 無料
- お問い合わせ先
-
有田町歴史民俗資料館
TEL:0955-43-2678
- 関連ファイル
- 青木龍山・清高作品展両面チラシ(PDF, 1.2MB)
変更になっている場合がございますので、お出かけの際は直接お問い合わせください。