有田内山の中心地にあるこの建物は、明治7年建造のやきもの倉庫(石蔵)を改造して造られた、佐賀県でいちばん古い美術館。
近在する「旧田代家西洋館(有田異人館)」が国の重要文化財に指定されたことを機に、「旧田代家西洋館」と「有田陶磁美術館」が建てられた明治時代に合わせて、展示内容を一新しています。窯元やそれぞれの豪商が手掛けた製品を展示し、海外貿易が始まった江戸時代の有田焼から、明治時代を中心に昭和初期までのやきものを紹介しています。また、当館の看板娘である佐賀県重要文化財の「染付有田皿山職人尽し絵図大皿」と「陶彫赤絵の狛犬」も展示されています。
外壁の陶板には、明治時代の詩人・蒲原有明の「有田皿山にて」の一節が記されています。メインストリートからちょっと奥まったこの辺りは、トンバイ塀や昔ながらの家並みが続き、旅の散策にはもってこいのスポットです。
- 営業時間
- 9時から16時30分
- 定休日
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月曜日、年末年始(12月29日から1月3日)
※但し有田陶器市、秋の有田陶磁器祭り期間中の月曜日は開館
※展示替え等の事情により臨時休館する場合があります
- 所在地
- 〒844-0004 佐賀県西松浦郡有田町大樽1丁目4-2
- 料金
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一般:120円(団体20人以上は1人80円)
※高校生以下無料
※障がい者手帳掲示の場合は本人と同伴者1名無料
- 駐車場
- あり
- アクセス
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車:西九州自動車道波佐見有田I.Cから車で8分
JR:JR佐世保線有田駅から有田町コミュニティバス乗車、札の辻バス停下車徒歩3分
- お問い合わせ先
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有田陶磁美術館
TEL:0955-42-3372
有田町歴史民俗資料館(外部リンク)
変更になっている場合がございますので、お出かけの際は直接お問い合わせください。
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