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写真:かき氷

かき氷にクレープにスムージー! この夏行きたい 佐賀の涼スイーツ3選!

あやか
2023年06月30日


このページ内で特集しているお店一覧


 

写真:かき氷

これから続く暑い日々には、冷たく美味しいスイーツでリフレッシュ。人気店やニューオープン店、ちょっと穴場のお店から、佐賀のおすすめスイーツを3店をセレクト。この記事で美味しさの秘密やこだわりを知れば、より美味しく感じられるかも!

天然氷と自家製シロップのこだわりかき氷が大人気!

かき氷専門店『こほりや』

歴史情緒あふれる長崎街道に2022年にオープンしたかき氷専門店。多い日では店先に行列ができる人気店です。専門店が作るかき氷は味もこだわりも桁違い!美味しさの秘密を取材してきました。

見た目にも華やかでボリュームたっぷりの『こほりや』のかき氷ですが、食べ進めても頭がキーンとすることなく最後まで美味しく食べられます。その秘密は使っている氷にこだわっているから!手間ひまかかってできる希少な天然氷を使うことで、このふわふわ食感が生まれます。

写真:氷
削る前の天然氷。これでかき氷4杯から5杯分だそう
写真:氷を削っている様子
氷を削っていきます。ふわふわ感、伝わりますか??

季節によってメニューは変わりますが、現在提供されている夏メニューは5種類。かき氷のシロップも全て自家製。そのため果物などそれぞれの素材を生かした味を楽しめるのも『こほりや』のかき氷の特徴であり人気の秘密です!

種類は、いちご牛乳、抹茶信玄餅、黒蜜きな粉、キャラメルりんご、ダブルショコラ。まず、ダントツの一番人気だという「いちご牛乳」かき氷をいただきました。

写真:いちご牛乳
いちご牛乳 1,200円

見た目が色鮮やかで運ばれてきてすでにウキウキ、ひと口食べると美味しくて頬が緩んでしまいました!ダントツ人気にも納得です。
表面のいちごシロップには佐賀県の杵島郡白石町の農家 荒木さんから直接仕入れたいちごが使われているそうです。ジャムのように濃厚なシロップが甘くて濃く、いちごを存分に感じられる一杯です!

写真:いちご牛乳

「最後まで美味しく食べてほしい」という思いから、氷の上だけでなく中にも工夫がされているそう。白い部分には練乳牛乳がかかっていて、なんと、中心部にはホワイトチョコとミルクエスプーマ、イチゴシロップ入り!固形のチョコの食感も楽しく、最後まで飽きずに食べられるのも嬉しいですね。トップには刻んだピスタチオとピスタチオパウダーがかかっています。

次は、甘いものが苦手な方にもおすすめ、「抹茶信玄餅」かき氷をいただきました。福岡県の八女抹茶を使用したかき氷で、その抹茶がとにかく濃い!甘さはかなり控えめになっています。

一番上にかかっているのはなんとお餅です!かき氷の名前にも入っている、信玄餅。このトロリとしたお餅と冷たくふわふわのかき氷が珍しい組み合わせで、美味しいんです。和テイストで抹茶シロップとの相性も抜群です。

写真:抹茶信玄餅
抹茶信玄餅 1,100円
写真:抹茶信玄餅
トロトロ感、伝わりますでしょうか!?
写真:抹茶信玄餅

そのほか、白い部分には「いちご牛乳」と同じく練乳牛乳がかかっており、食べ進めると中心部には小豆が入っています。小豆も甘すぎることなく、途中で違った味が楽しめるのが嬉しいポイントです!

写真:こほりや店内の様子
写真:こほりやの外観

店内は木のテーブルと椅子が並んでおり、ゆったり過ごすことができました。

スポット情報(2023年6月30日現在)
スポット名 こほりや
営業時間

12時から17時(16時30分ラストオーダー) 
時期によって営業時間が変わります。
最新情報は公式Instagram(@kohori_yaをご確認ください。

住所 佐賀市柳町1-11 元如蘭塾佐賀分室
店休日 毎週水曜日・木曜日
駐車場 なし (近くの有料駐車場をご利用ください)
アクセス J R「佐賀駅」から車で10分
バス「呉服本町」から徒歩1分

 

こほりや

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佐賀産、旬の野菜と果物を使ったスムージーで美味しく健康に!

『Saga Smoothie』

みやき町に2021年にオープンした、佐賀県産の野菜と果物を使ったスムージー専門店。店主の由美子さんは元々福岡でライターをされていて、たびたび取材で佐賀県を訪れ農産物の豊富さに魅力を感じたそうです。福岡での間借り営業を経て、「佐賀の人に佐賀の農作物の良さを知ってもらいたい」とみやき町にオープンを決められました。
ライター時代の人脈も活用しながら、お店で使う野菜や果物は生産者の元に足を運び自分の目で見て確かめた旬のものを仕入れるのだそう!

写真:スムージー

グリーンスムージーのグリーンとは、スムージーの色ではなく葉物野菜という意味で、本来、グリーンスムージーは葉物野菜と果物、水のみをミキサーでまぜたもののこと!由美子さんは佐賀で唯一の「グリーンスムージー公式インストラクター」として、本物のグリーンスムージーを広めています。

写真:メニュー表
写真:saga smoothieの店内

このお店のグリーンスムージーは2種類あり、誰にでも飲みやすい「Saga Green Basic」、無農薬の葉物野菜や旬の果物を使用した「Saga Green Premium」です。内容は毎週異なっており、インスタグラムで紹介されています。

「Saga Green Basic」をいただきました!
私は野菜が苦手なので、飲みやすいと言っても渋みはあるかもと思いながら飲むとびっくり、パイナップルやバナナのフルーツの味が勝り、一気に飲んでしまいました!スムージーすることで野菜や果物を多く取り入れやすく、滑らかにすりつぶしていることで消化吸収もされやすくなります。お子さんや野菜が苦手な方にもおすすめの1杯です。

写真:Saga Green Basic
Saga Green Basic 530円
写真:レモンジンジャー
レモンジンジャー 550円

鹿島市で獲れた酸味の強い「リスボンレモン」と佐賀産生姜、パイナップル、てんさい糖で作られています。生姜は生で入れているそうでかなり効いていて、酸味の強いレモンの品種を使われているのでより爽やかな味わいです。これから暑い時期にスカッと飲みたい一杯です!

写真:フルーツスムージーで使われる予定の桃
フルーツスムージーで使われる予定の桃

フルーツ系は現在、日本初の国産グレープフルーツ「さがんルビー」のスムージー、みやき町で獲れた「いちごさん」のスムージーをはじめ、5~6種類が提供されています。これからは鹿島市の桃のスムージーが始まる予定です。私も楽しみです!
※時期によって販売終了している可能性があります。

写真:お菓子の販売
写真:お菓子の販売
写真:お菓子の販売

店内にはもっと健康になって欲しいという思いから、焼き菓子や由美子さんも日常で使っているという調味料品が置いてあります。スムージーを作るときに出る自然栽培の果物の皮を使ったオリジナルのお塩も販売されていて、納豆にごま油と一緒にかけて食べるのがおすすめだそうです。
進化し続けるSaga Smoothieから目が離せません!

写真:メニュー
現在提供されているメニュー
写真:店主の由美子さん
店主の由美子さん
スポット情報(2023年6月30日現在)
スポット名 Saga Smoothie
営業時間 【スムージー】
木曜日、金曜日11時から18時
土曜日、日曜日11時から17時
【夜カフェ】
月曜日の16時から21時
土曜日の営業終了後21時まで
(営業カレンダーは公式インスタグラム(@saga smoothie)をご覧ください。また、夜カフェは現在休止中のため、再開の際インスタグラムでお知らせします)
住所 佐賀県三養基郡みやき町原古賀7231
店休日 火曜日・水曜日
駐車場 あり
料金 スムージー530円から
アクセス J R「中原駅」から車で3分
バス「東寒水」から徒歩1分

 

saga smoothie

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地元の山がモチーフ!“映え”クレープが人気

『Feliche 小城蒸留所 cafe』

地元の素材を使ったクラフトジンづくりを行う小城蒸留所内に今年5月にオープンしたカフェ。吉野ヶ里町でピザ店、鳥栖市でイタリアンを営業するフェリーチェの3号店です。

写真:クレープの様子

現在提供されている5種類のクレープの中でもお店のイチオシだという「天山プリン」クレープと「ティラミスK U M O」クレープをいただきました。
お店がある小城市には標高1000mを超える「天山」があり、その山をイメージしたプリン、山にかかる雲をイメージした雲型のレアチーズがのっています。なんとも発想が面白く楽しい気持ちになります。

写真:天山プリン
天山プリン 950円

まずは「天山プリン」クレープです。
ひと口食べるとクレープの皮がもちもちで塩がきいていることに驚きます!
もちもち生地の秘密はクレープミックス粉ではなく2種類の粉をブレンドして作ること。さらにその日の湿度によって配合を少しずつ変えているのだそうです。まさに職人技です!さらに、甘くなりすぎないようにと生地に練り込まれた塩にもこだわりがあります。通常お店で見かける岩塩を代表とする「山塩」ではなく、よりサラサラしていて甘みもある「海塩」をイタリアから取り寄せて使っています。このほんのり塩のきいたクレープ生地は何重にも重なっており、もちもちとして食べ応えも抜群です。

写真:昔ながらのプリンがのったクレープ
昔ながらのプリンがたまりません

上に乗っているのは、フェリーチェ1号店、2号店で提供されている滑らかなプリンとは異なり、店内のレトロな雰囲気に合わせた昔ながらの卵プリンです。店長自らが小城蒸留所店オープンに向けて20回以上温度や時間の調整を重ねて試作し、やっと理想のプリンが生まれました。固すぎず柔らかすぎず、卵の味がしっかりしてなんだかホッとする味です。
中には生クリーム、グラノーラ、キャラメルソース、カスタードが入っています。
カスタードも毎日手作りで作っているそうです。

写真:ティラミスKUMO
ティラミスKUMO 950円

次に、ティラミスK U M Oクレープです。
商品が出来上がると思わず可愛い!と漏らしてしまうほど愛おしいフォルムをしています。上に乗っている雲はレアチーズでできていて、食べると後から口の中にチーズが広がります。

写真:クレープ
お店でたてた滑らかな生クリーム

中には生クリームとグラノーラが入っています。特に生クリームは出来上がったものを使うのでなくお店で最終工程を行うことでさっぱり滑らかな味わいになります。
グラノーラが入ることでザクザクと食感も楽しいクレープになっています。重たくなりがちなクレープも最後まで美味しく食べられるようにと、工夫がたくさん詰まった一品です!

写真:Feliche 小城蒸留所 cafe店内
店内の様子
写真:Feliche 小城蒸留所 cafe店内
店内の様子
写真:Feliche 小城蒸留所 cafe外観

今回紹介したメニュー以外にもクレープ生地の中に明太子パスタが入った「明太子クレープ」やパスタ、カレーなども用意されています。こちらは当面の間平日のみの提供です。

写真:店長の川﨑健太さん
店長の川﨑健太さん

今後はクレープ以外の食事メニューやテイクアウトの商品も増やしていきたいそうです。食事メニューもスイーツも味わえるのはうれしいですね。オープンしたてのFeliche 小城蒸留所 caféの今後に注目です!

スポット情報(2023年6月30日現在)
スポット名 Feliche 小城蒸留所 cafe
営業時間

11時から16時30分(16時ラストオーダー)
最新情報は公式Instagram(@feliche_2023)をご確認ください。

住所 佐賀県小城市小城町964
店休日 火曜日
電話番号 0952-60-2095
駐車場 あり
料金

クレープ550円から

アクセス J R「小城駅」から車で4分
バス「上町(小城)」から徒歩3分

 

Feliche 小城蒸留所 cafe

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あやか

佐賀生まれ、理系大学生!食べることやお出かけが好きで、Instagramで佐賀の美味しい情報を毎日発信中。趣味はヨガ、好きな食べ物はプリンとお寿司。ライター初挑戦中ですが、私の記事が佐賀を知る、より好きになるきっかけになれたら嬉しいです!

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    愛知県岡崎市出身。お試し移住などを体験し、佐賀の虜に。
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    佐賀との県境で育った福岡県在住ライター。虫嫌いで運動音痴なのにキャンプ、サイクリング好き、休日は幼い娘と公園&食べ歩き。私の愛する佐賀は、佐賀平野の田畑を走る神埼北茂安線の風景。小麦畑、水田、収穫後の地平線と、季節ごとの変化がたまりません。

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    佐賀を訪れる人は街や町、スポットを創り上げる人々とそこに至るストーリーに共感されているのではと感じています。
    『佐賀経済新聞』運営や『佐賀バルーンフェスタ』広報等を担う中でふと気づく、佐賀の人やスポットのストーリーをお伝えしていきます。

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    福ちゃん

    佐賀県神埼市出身。趣味は、新店めぐり、山登り、映画&ドラマロケ地巡礼。神埼そうめん、北方ちゃんぽん、日ノ隈山山頂からの田園風景が大好き。佐賀の温かい人々との出会いを大切に、地元の魅力を再発見・新発掘できる旅を提案します!

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    広い空、新鮮な食材、おいしい空気。佐賀はどこを訪れても元気をもらえます。佐賀生まれ、佐賀育ちのフリーライター。海外取材のときは、必ず佐賀の米と佐賀海苔をスーツケースに詰めていきます。一番かわいいと思う生き物は有明海に生息するムツゴロウです。

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