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写真:光武酒造場のお酒

歩いてめぐる酒蔵ツアーへ! 鹿島の酒蔵を訪ねる旅

本間悠
2023年12月01日


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※すべて鹿島市


 

三度の飯よりお酒が好き!
本を読むことと同じくらい、お酒を飲むことが大好きな書店員の本間です。
これまで、本にまつわるスポットを真面目に紹介してきましたが、今回は満を持して!の酒蔵レポートをお送りいたします。もちろん真面目に。

レトロな建物が立ち並ぶ街並みを散策。肥前浜宿酒蔵通り

目指すは鹿島市、肥前浜宿酒蔵通り(ひぜんはましゅくさかぐらどおり)です。
せっかく酒蔵に行くのなら、なるべく自家用車では行きたくないですよね…だって飲みたいですし。佐賀市内から公共の交通機関を利用して行きやすい場所を探しました。
佐賀県には、古くから酒造りをしていらっしゃる酒蔵さんが多くありますが、肥前浜宿酒蔵通りは徒歩圏内に4軒の酒蔵さんが集中している…ここに決めた!ということで、佐賀駅から長崎本線を利用し、肥前浜駅を目指します。

写真:肥前浜駅の外観

肥前浜駅に到着。
2018年にリニューアルされた桃色の駅舎は、リニューアル前の佇まいを残したレトロな建物です。

写真:案内板
写真:案内板

多良岳山系の豊富な水資源、佐賀・白石平野のおいしいお米、長崎へ販売するための海運ルートなどの条件が揃っていたため、古くから酒造りが栄えた地域。
駅周辺には案内板も多くあり、初めて肥前浜宿を訪れた観光客にも、目的地や見どころが一目でわかるようになっています。

写真:肥前浜宿の街並み
写真:肥前浜宿の街並み

江戸時代から昭和にかけて醸造業を中心に発展した地域は、昔ながらの白壁の商家が並びます。まるでタイムスリップしたかのような美しい町並みは、歴史的に価値がある地域として、「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれています。

老舗酒造の新しい挑戦。お酒×アニメの意外なコラボとは

光武酒造場 / 観光酒蔵 肥前屋

一軒目、『光武酒造場(みつたけしゅぞうじょう)』さんを訪れ、社長の光武博之さんにお話を伺うことができました。

写真:光武酒造場の外観
写真:光武酒造場のお酒

1688年創業、伝統的な酒造りの手法を守りながら新しいチャレンジを続けている光武酒造場さん。代表銘柄は清酒『光武』や、芋焼酎の『魔界への誘い』があります。合言葉は『伝統の中からの革新』。その合言葉を象徴するすごい商品があると聞いたのですが…

写真:北斗の拳とのコラボ商品

見えますでしょうか、酒瓶に直接印刷された『(我が生涯に)一片の悔い無し』の名台詞。
1980年代に週刊少年ジャンプに連載され、社会現象を巻き起こした大人気漫画『北斗の拳』とのコラボ商品です。
コラボ商品開発のきっかけとなったのは、こちらも大人気漫画である永井豪さんの『デビルマン』。看板商品である『魔界への誘い』の名前がデビルマンの世界観にふさわしいとして、コラボ商品が作られることになりました。デビルマンとの悪魔的なコラボが話題となり、その話題が新しいコラボのきっかけとなるような形で、『北斗の拳』『シティハンター』『孤独のグルメ』など人気コンテンツとのコラボ商品が次々と生まれています。これはヲタクの血が騒ぐ…!
「コラボ商品をきっかけに、光武酒造場のファンになって下さった方も多い。新しいお酒の楽しみ方、新しい魅せ方に挑戦していきたい。よそがやらないことをやる、自由度が高くチャレンジしやすいのはうちの社風なんです」と語る光武社長に、今後の新しい取り組みについても伺いました。

写真:缶の大吟醸

「缶で飲む大吟醸を作りました。いいお酒を、気軽に缶で楽しむ。瓶を持っていくのは嵩張ってしまうアウトドアでの需要や、海外へのお土産にも喜ばれている商品です」
ガラス製の酒瓶のイメージが強い日本酒を缶で…!
缶もとてもスタイリッシュなデザインで、ぱっと見は日本酒には見えません。飲んでみると、とてもすっきりとして飲みやすい。さすが純米大吟醸原酒 です。
「お酒に悪いイメージを持っているような人でも、本当においしいお酒を飲んでもらったらイメージが変わるのではないか。今は、熱処理をしない“生生”のお酒を届けられるように工夫しています」
一度も熱殺菌をしていない“生生”のお酒は保存が難しく、飲める時期や場所が限られてしまうといいます。響きからして美味しそうな“生生”のお酒。自宅でいつでもその味を楽しめるようになる日が来るかも知れませんね。

写真:肥前屋の外観

光武酒造場さんの商品は、こちらの『観光酒蔵 肥前屋(かんこうさかぐら ひぜんや)』さんで購入できます。

「酒蔵がある鹿島の風景を残したいんです。1軒の酒屋が栄えるより、町全体が盛り上がるようにしたいですね」
光武酒造場さんの挑戦は続きます。

スポット情報(2023年12月1日現在)
スポット名 光武酒造場
住所 佐賀県鹿島市浜町乙2421
電話番号 0954-62-3033
営業時間 8時から17時15分
定休日 土日、祝日
その他、年末年始など不定休。
アクセス JR肥前浜駅から徒歩5分
備考 光武酒造(ホームページ)
観光酒蔵 肥前屋(ホームページ)

光武酒造場

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観光酒蔵 肥前屋

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気軽に立ち寄れる場所に。子どもも楽しめる地酒の味!?

幸姫酒造

続いては、酒蔵通りから少し離れたところにある、『幸姫酒造(さちひめしゅぞう)』さんに足を運びました。
酒蔵通りからは、徒歩で20分弱です。車での移動に慣れた佐賀市民にとっては少しだけ長く感じるかも知れませんが、この日はお天気にも恵まれ、気持ちのいい散歩になりました。

写真:幸姫酒造の外観

1934年創業の幸姫酒造さん。1988年からは、一般のお客様の酒蔵見学を受け付けています。

写真:幸姫酒造の店内の様子
写真:幸姫酒造の店内の様子
写真:幸姫酒造の店内の様子

館内には、酒造ならではの大きなタンクや瓶詰の機械などが並んでいます。
手書きで分かりやすく記された日本酒の作り方は、“飲む専”の私にもわかりやすい!
工程の中に二か所ある「殺菌(火入れ)」の作業。そうか、先ほど光武酒造場さんで伺った“生生”のお酒というのは、この二か所の工程がないってことなのかな~と、点と点が繋がります。自分が口にしている商品への理解も深まり、そしてつい誰かに話したくなりますね。

杜氏を務められている峰松宏文さんにお話を伺いました。
「コロナで打撃を受けましたが、ぼちぼちとお客様が戻りつつあるのを感じています。今や日本酒は世界各国のコミュニティで愛され、注目されている。英語圏のお客様には、母が英語で対応しています。」

写真:幸姫酒造のお酒

常時、数種類のお酒が試飲できるのも嬉しい。
お酒についての説明を受けながら飲んでみると、自分では気づかなかった風味の違いや奥深い味わいを確かに感じることができます。
幸姫酒造さんは、あの祐徳稲荷神社に毎年お神酒を奉納している由緒ある酒蔵でありながら、国内外へ向けた新しい商品へのチャレンジも意欲的に続けています。
ちょうどこの日、写真左から三本目の『特別純米酒 幸姫』がオーストラリアと香港の日本酒コンテスト、そして福岡国税局酒類鑑評会で金賞に輝いたばかりだと伺いました。

写真:幸姫酒造のあまざけ

「実はうちの一番人気の商品かも知れない」という、幸姫あまざけもいただきました。
原材料は、米と米麹のみで、甘さは一切加えていません。でもこれが驚くほどに甘い!ふんわりとした口当たり、お米の優しい甘さが口の中にじんわり広がって、なのに後味はすっきり。これはごくごく飲めてしまう…!幸姫あまざけはアルコールゼロなのでお子様にも安心してお飲みいただけます。
この日はよく冷やしたものをいただきましたが、冬は温めて、少しショウガを加えるなど、アレンジも楽しめるそうです。

ところで幸姫酒造さんには、ここでしか味わえない人気の商品があるそうで…。

写真:地酒ソフトクリーム

それがこの、地酒ソフトクリーム!
この地酒ソフト、どうして生まれたのでしょうか?
「多くのお客様に来ていただいているが、中にはハンドルキーパーとしていらっしゃっていたり、お子様連れのお客様だったり、お酒を飲むことができないお客様もいます。そんなお酒を飲むことができない方にも、何か喜んでもらえるものはないかと考えて行きついたのが、この地酒ソフトクリームです。九州の酒蔵では初の取り組みでした。」
なるほど、お子様にも…それはやはり、小さい時から酒好きを育てたい、と…?
「いえいえ、そうではなくて(笑)もっと気軽に、酒蔵に足を運んでいただきたいという思いがあるんですよね。お酒が飲めないから、子どもだからというのではなく、生活の中に当たり前にある風景として、酒蔵を残していきたい」

取材中、自転車で幸姫酒造さんに立ち寄り、ソフトクリームを食べるご婦人たちを目にしました。生活圏の中にある、お酒を購入しなくても立ち寄れる酒蔵。
生活の中の風景ってこういうことなのかも知れません。

スポット情報(2023年12月1日現在)
スポット名 幸姫酒造
住所 佐賀県鹿島市古枝甲599
電話番号 0954-63-3708
営業時間 8時から17時
(酒造見学は9時から16時)
定休日 1月1日から1月3日以外は年中無休
アクセス JR肥前鹿島駅より車で10分
備考 幸姫酒造(ホームページ)

幸姫酒造

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酒蔵直営の本格イタリアンカフェ『CAFE BREW』で味わう贅沢なひととき

CAFE BREW

いい感じにお腹もすいたので、酒蔵通りに戻って三軒目へ。
『CAFE BREW(カフェ ブリュー)』さんに伺いました。

写真:CAFE BREWの外観
写真:CAFE BREWの店内の様子

以前はお向かいの酒蔵が小屋として使用していたという白壁の建物の内部に、こんなにも洗練された空間が広がっていようとは…! CAFE BREWさんは、『鍋島』で有名な富久千代酒造さんが運営するイタリアンカフェ。カフェの内装を担当したという、富久千代酒造の四代目・飯盛日奈子さんに、お話を伺いました。

「インスタグラムで『佐賀 カフェ』というワードで検索した時に、他の観光地と比べてさみしさを感じました。だから、地元の若い子が来てくれるような素敵な場所を作ろうって。佐賀市内から一時間圏内なら、土日のお出かけにもちょうどいい。地元を盛り上げていきたいという気持ちがあるんです。
また、富久千代酒造は酒蔵が非公開で、蔵元ではお酒の販売もしていません。「鍋島」を楽しみにいらっしゃって下さったお客様に、楽しんでいただける空間を作りたいという想いもありました。

写真:CAFE BREWのメニュー表

CAFE BREWには、九州に二台しかないというエスプレッソマシンや、ハンドドリップの味を再現できるというドリップマシンがあり、コーヒーメニューにはこだわりが。
コーヒーメニューとともに、鍋島もずらりと並びます。お食事内容に合わせたペアリングもして下さるので、お酒には詳しくないという方でも、シェフにお任せで大丈夫!

写真:ランチのサラダ
写真:ランチのスープ

ランチには、地元の野菜に太良町の生ハムをサラダとスープ、パンがつきます。この日は、太良町の生ハムと地元野菜をふんだんに使ったサラダと、マジョラムというハーブの効いたかぼちゃのスープでした。オリーブオイルの香りが鼻にふわっと抜けていきます…。

写真:有明海苔と柚子胡椒のパスタ

三種類のランチの中から、こちらは「有明海苔と柚子胡椒のパスタ」。パスタのソースには魚のだし、昆布だし、そして鍋島が使われているとのこと。

写真:佐賀牛100%ラグーソースのパスタと日本酒

こちらは、「佐賀牛100%ラグーソースのパスタ」。
シェフにペアリングしていただいたのは、「鍋島純米大吟醸 赤磐雄町米」。先日行われた福岡国税局の酒類鑑評会にて、金賞を受賞したお酒だそうです。佐賀牛の脂の甘さを閉じ込めた、こってりとした濃厚なソース。さっぱりとしたお酒がお口をさわやかにしてくれるよう。

写真:CAFE BREWのコーヒー

食後には、前述のコーヒーマシーンで入れたコーヒーを、素敵な器でいただきます。カウンター奥の緑色の棚には有田焼や唐津焼などの様々なカップアンドソーサーが並べられていて、その中からお客様が自由に選んだ器で、コーヒーを提供していただけるようになっています。
佐賀が誇る器文化に触れられる機会ですね。

それにしても、カフェと日本酒というのは、なかなか思い切った組み合わせですね?
「実は日本酒は、色々なメニューと合うんです。料理はもちろん、スイーツにも驚くほど合う。普段お酒を飲まない人にも、こちらから積極的に提案をして『日本酒、おいしい!』って知っていただきたい」

確かに、この短い旅の中でも(そしてもともとお酒は大好きな私ですら)、お酒の新しい魅力や奥深さに気づくことができました。
知らないだけで、飲んでみたら美味しい!という、これからファンになる可能性のある方たちは、たくさんいるのかも知れません。
「お茶会をやりたいんですよね。素敵なテーブルクロスを敷いて、スイーツと日本酒を楽しめるような…。『町づくり』にも注目しています。宿泊していただける施設を運営しているのもそのような視点から。地域に貢献して、鹿島を盛り上げていきたい」

若き四代目、飯盛日奈子さんの新しいチャレンジから、目が離せません!

スポット情報(2023年12月1日現在)
スポット名 CAFE BREW
住所 佐賀県鹿島市浜町乙2688
電話番号 0954-60-5011
営業時間 11時から17時
定休日 月曜日・火曜日(月曜が祝日の場合は火曜日・水曜日)年末年始
駐車場 あり
アクセス JR肥前鹿島駅より徒歩で約7分
備考 CAFE BREW(Instagram)
CAFE BREW(Facebook)

私は書店に勤めています。今回の取材で3つの酒蔵さんにお話を伺ううち、今向き合うべき課題に近しいものを感じる瞬間が幾度もありました。
業界を支える根強いファンはいるものの、「若い人がお酒を飲まなくなっている」と言われていること。それは「若い人は本を読まなくなっている」と言われる書店業界でも同様です。日本酒に親しんでもらい、地域に酒蔵のある風景を残すために、各酒蔵さんが取り組まれていることには、私の仕事にも通じるヒントがいくつも隠されていました。

鹿島酒蔵ツーリズムⓇ

写真:鹿島酒蔵ツーリズム開催中の人出でにぎわう街並みの様子
過去の「鹿島酒蔵ツーリズム」の様子
写真:露店で法被を着た人が来訪客に酒を注ぐ様子
多くの酒蔵が参加し、にぎわいました

さて、今年4年ぶりの復活を遂げた「鹿島酒蔵ツーリズム」、来春の開催が決定しています!
日程は令和6年3月23日(土曜日)、24日(日曜日)、2日間の開催です。鹿島市内5蔵の合同蔵開きに市内各所で様々なイベントも開催予定。イベントでしか買えない商品や、各会場を回る便利なシャトルバスの運行も予定されています。
時代に合わせて進化を続ける鹿島の酒蔵に、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

鹿島酒蔵ツーリズム(ホームページ)

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本間悠

歴史豊かな佐賀県は、あちこちに歴史的な建造物があり、伝統工芸をはじめとする日本文化に触れることができる場所です。趣味は読書とお酒の現役書店員が、魅力ある佐賀カルチャーの今を発信します! TwitterID:@honyanohomma

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