小城の玄関口「JR小城駅」。

1903年（明治36年）に唐津線の開通と同時に開業した駅です。

2023年には開業120年を迎え、明治期に建てられたレトロな駅舎は、国登録の有形文化財に認定されています。

小城駅を出て真っすぐに続く道は、小城名物「小城羊羹」を製造・販売している店舗が軒を連ねます。

鎖国時代、西洋との唯一の窓口であった長崎県・出島に陸揚げされた砂糖は、佐賀・福岡両藩が長崎警護をしていた関係で砂糖が入手しやすく、当時にぎわっていた長崎街道を中心に砂糖文化が栄え今では「シュガーロード」と呼ばれ、日本遺産に認定されています。

味も異なる羊羹をめいっぱい楽しんで♪

村岡総本舗本店横の羊羹資料館は、昭和16年に建てられたレンガ造りの洋館で元々は砂糖蔵でしたが、昭和59年に資料館として改装。

平成9年に国の有形文化財に登録されました。100年以上に及ぶ羊羹づくりの伝統と技術を紹介しています。

お菓子はパッケージが可愛く、思わずパケ買いしちゃいます！

鎌倉時代の正和5年（1316年）に京都祇園社（今の八坂神社）から千葉 胤貞（ちば たねさだ）により勧請されてできた歴史ある神社です。

急な153段の階段を上った先の歴史ある境内からは、小城の町並みを一望できます！

須賀神社の前にある「祇園橋」の近くには、あの豊臣秀吉が、文禄元年（1592年）に文禄の役で小城を通ったとき、茶を片手にひと休みするために腰掛けたと伝えられている腰掛石があります。（※所説あり）

▼須賀神社：https://www.ogi-kankou.com/tourist/suga-shrine.html（小城市観光協会）

天山の中腹から湧き出るミネラル豊かな伏流水で仕込み、地元で栽培した山田錦をはじめ厳選した酒米を使用した芳醇な味わいの日本酒を造り続けています。

明治・大正・昭和と並ぶ各蔵は国登録の有形文化財です。

▼天山酒造公式WEBサイト：https://tenzan.co.jp/

小さなラムネ屋から始まり、創業120周年をむかえる友桝飲料は、天山山系の湧き水で、地サイダーなどのご当地飲料を数多く製造しています。

サイダーの瓶やラベルにもこだわっていて、思わず色んな種類を購入してしまいます！

記念のオリジナルラベルもオーダーできます♪

※現在工場見学と直売所の運営は、新型コロナウイルスの国内感染の拡大を受け、感染予防対策としてお休み中です。

▼友桝飲料公式WEBサイト：https://www.tomomasu.co.jp/

九州の“小京都”小城。そんな歴史ある町を地元ガイドさんと楽しく歩いて散策します。2020年に日本遺産に認定された「砂糖文化を広めた長崎街道～シュガーロード～」に精通したガイドさんと小城であま～いツアーを満喫してみませんか？

※事前予約

詳しくはこちら→https://www.asobo-saga.jp/useful/guide/ogikanko.html（外部リンク）