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写真:天山酒造内の壁面に設けられた棚。「七田」の陶製樽が壁面いっぱいに並べられている

日本酒造りが盛んな佐賀で楽しめる酒蔵見学 天山酒造・天吹酒造を訪ねる

中島丈晴
2024年09月13日

佐賀の日本酒「佐賀酒」は、有明海に面して肥沃な土壌がある佐賀平野と、脊振(せふり)・天山・多良岳山系などの清らかで豊富な水があり、酒造りに非常に適した土地柄から生まれました。さらに、第10代佐賀藩主・鍋島直正が酒造りを奨励したことがきっかけで、江戸末期以降、佐賀での酒造りが盛んになったと言われており、現在も県内には20以上の酒蔵があります。佐賀県は2013年に「日本酒で乾杯を推進する条例」という全国的にも珍しい条例を制定するなど、佐賀酒を盛り上げる活動が各所で行われています。

県内の各酒蔵が「佐賀酒好き」で一番賑わうのは毎年2月から5月にかけて酒蔵ごと、もしくは酒蔵が集まる通りごとに行われる「酒蔵開き」のイベントですが、酒蔵によっては年間通じて見学を受け付けている蔵もあります。今回は、小城市の「天山酒造」とみやき町の「天吹酒造」の2つの蔵を訪ね、イベントではない普段の酒蔵での楽しみをお伝えしたいと思います。
あわせて秋のイベント情報も掲載していますので、どうぞお見逃しなく。


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ホタルの里・祇園川沿いで酒造りを行う小城「天山酒造」

写真:天山酒造外観。藍に白く「天山」と染め抜いた大きな幕が張ってある

佐賀県の中央部にある小城市の、小城駅から車やタクシーで約7分。環境省が選定する名水100選で、標高1046mの天山山系の豊富な湧水が流れる清水川(きよみずがわ)の本流・祇園川沿いにある「天山酒造」。祇園川では毎年5月下旬から6月上旬になるとゲンジボタルが飛び交う、九州でも有数のホタルの名所でもある自然に囲まれた場所で酒造りが行われています。ここでは酒造りの繁忙期となる12月を除いた通年で来場見学を受け付けています。

見学の事前予約をすると、天山酒造の社員さんが案内してくださいます。今回は、営業部の松尾亮さんに案内していただきました。

写真:天山酒造の館内。壁に「清酒天山」の看板が掛けられている前に男性(松尾さん)が立っている。松尾さんの後ろは別室に続いており、別室に設置されている一升瓶を多数納めた冷蔵ケースが見える
天山酒造営業部の松尾亮さん
写真:作り付けの棚に陶器の酒樽が多数並んでいる様子。手前の棚の酒樽には天山、奥の棚の酒樽には七田のラベルがついている
ギャラリーのエントランスには早速フォトスポットともいえる陶器の酒樽が並びます

見学コース最初に案内を受けるのは、複数のモニターが並ぶ部屋。ここでは、天山酒造の歴史や酒造りについて映像を使って学びます。

写真:天井・床・壁面が木造りの通路。壁面の目の高さに額装パネルが展示されている。通路の奥はホールスペースになっており、突き当りに大型モニターが見える
「麹室」だった部屋への入り口。なんだかタイムスリップしてしまうかのような空間です。麹室とは、麹をつくるための専用の部屋で、温度や湿度を適切に保つ機能があります

天山酒造のルーツはなんと水車業だそうで、ここ祇園川の清流を利用した水車業を経て、1861(文久元)年に製粉・製麺業を始めました。その後、1875(明治8)年に廃業する蔵元から酒造道具や酒蔵の購入依頼を受けたことがきっかけで酒造業を始めたということで、ちょっと意外な歴史を知ることができました。その後、蔵元は6代目に引き継がれ、現在では国内はもちろん、海外でもさまざまなコンクールで賞を受けるまでになり、25の国に出荷されているそうです。

写真:高い天井のホール壁面に大型モニターが設置されている。壁面の天井近くに山河を表現したステンドグラスが飾られている
「天山酒造」の歴史や酒造りをモニターで紹介します。上にはステンドグラスが

天山酒造のルーツ・水車業や酒造りについてガラスのボールの流れで紹介するオブジェ。

写真:天井に届く高さのガラスケースの中にボールが転がる装置がある。ガラスケース手前に松尾さんが立っている

続いて案内してもらったのは、かつて酒造りの場だった「大正蔵」の2階の一部を改修した場所。階段を登り、スリッパに履き替え入った場所は長さ約30メートル、幅約14メートルある広いスペース。以前は木樽や古い酒造道具を保管していたそうですが、コロナ禍で蔵見学を中止していた時期に改装。2022年9月に完成しました。

写真:昔ながらの蔵の梁や柱を生かしたホール。左右に大きな木樽が設置されている

ここには、約4000リットル入る仕込み樽22個が並んでいて、そのうち2つの樽を横に倒して、フォトスポットに仕上げられています。ベンチの奥には、昭和初期まで使っていたという一升瓶用の木箱や陶器の酒樽が飾られています。

写真:大きな木樽を改造したベンチに松尾さんが腰かけている様子
写真:大きな木の柱と梁が繋がっている部分を見上げる構図
木の継ぎ部分を見ると当時の建築技術を垣間見ることができます。
写真:墨で文字が書かれている大きな木樽
木の樽には「昭和14年」と樽の容量が書かれた文字が。その当時は酒造業者への課税方法として、桶のサイズを申告するためにこのような書き込みがされていたそうです。

そして、見学の大きな楽しみ、試飲コーナーです。ここではその月ごとにおすすめする「七田」や「天山」「岩の蔵」などから12種類を冷やし、そのうち3種類を500円で試飲することができます。

写真:試飲コーナーの様子。さまざまな銘柄のお酒を納めた小型の冷蔵ケースが展示台の上に2つ置かれており、前に立った松尾さんがケースを指示している。背後の壁面に「Kensuky's sake bar」の横幕がかかっている
写真:試飲コーナーの先にある製造フロア。手前に関係者以外立ち入り禁止の案内板が立てられている
試飲コーナーの反対側には蔵の中が見えますが、衛生管理などの都合で来場見学では入ることができません。

最後は販売コーナー。先ほどの試飲コーナーで気になった、気に入った日本酒をここで買うことができますし、社員さんに聞いてもらえれば、時期に合わせたおすすめも教えてもらえるそうです。

写真:物販スペース。壁に3段の商品棚が作りつけられており、七田や天山などの銘柄酒が並んでいる

「七田」の最高級酒「純米大吟醸 Parfait(パルフェ)」(720ミリリットル1万6,500円⦅税込⦆)や「天山スパークリング グランキュヴェ」(750ミリリットル1万1,000円⦅税込⦆)も並んでいて、ちょっと緊張します。前掛けやトートバッグ、Tシャツなどのグッズも。なお、来場見学を行っていない12月でも販売コーナーでの買い物は可能です。

写真:桐箱に入ったお酒とキャプションボードが商品棚に並んでいる様子
写真:Tシャツ、前掛け、天山ロゴ入りのトートバッグなどのグッズが商品棚並んでいる様子

ここまで約1時間の酒蔵見学。いかがでしたでしょうか。ここでは酒造りの現場を直接見学することはできませんが、天山酒造の歴史など深く知ることができました。

松尾さん
「時々、予約なしで来られる方もいますが、スタッフが案内することが出来ず見てもらうだけになってしまうため、事前予約を薦めたい。最近では、韓国や台湾、香港などからビジネスでの出張や旅行に合わせて見学に来られる方も増えている」とのことでした。

イベント情報「天山 秋の蔵開き2024」9月21日開催!

画像:天山秋の蔵開き2024のイベント告知チラシ

蔵開き限定酒・限定コラボ食品の販売や、秋の蔵開きの目玉、大人気のTENZAN JAZZコンサートを今年も開催!
当日はJR小城駅・臨時駐車場より無料のシャトルバスを運行します。
9月21日は、天山酒造へぜひお出かけください!

スポット情報(2024年9月13日現在)
スポット名 天山酒造
住所 佐賀県小城市小城町岩蔵1520
電話番号 0952-73-3141
営業時間 9時から17時(6月から8月は16時まで)
※問い合わせ対応時間:9時から12時、13時から15時
定休日 土曜日・日曜日・祝日
※蔵開きなどイベント時は営業
見学について ■料金について
見学無料、試飲は500円
■申し込みについて
見学予定日の1週間前までに申し込みが必要
天山酒造ホームページの専用フォームから申し込み
※電話での予約は受け付けしていません
■開催時間
午前の部:9時30分から11時30分
午後の部:14時から16時
※所要時間約40分(試飲時間を含む)
■参加人数
1人から20人
※一般向けの見学のため、旅行代理店などは受け付けしていません
駐車場 あり(利用する場合は事前連絡が必要)
アクセス 【公共交通機関】
JR唐津線「小城駅」からタクシー約7分、徒歩で約45分
小城バスセンターからタクシー約6分、徒歩で約35分
【車】
長崎自動車道「佐賀大和インターチェンジ」から約17分
九州自動車道「小城スマートインターチェンジ」から約5分
備考 天山酒造ホームページ(外部リンク)
インスタグラム(外部リンク)

 

 

「花酵母」を使った酒造りする「天吹酒造」、酒造りの時期には見学も

写真:天吹酒造外観。壁沿いにたくさんの一升瓶ケースが積まれている

長崎本線・中原(なかばる)駅や鹿児島本線・久留米駅(福岡県)からそれぞれ車やタクシーで約10分の距離にある県道22号線沿いに構える、みやき町の「天吹酒造」。蔵の名前は蔵元の北東にある天吹山にちなんで、名付けられました。佐賀平野で収穫された酒米と、酒蔵の北方にある脊振山系からのまろやかな伏流水、新しい酵母「花酵母」を使って酒造りを行っています。

酒蔵見学は、県道側の門から入り、倉庫や瓶詰めの蔵を抜けた先の坂の上に建つ築100年以上あるという母屋を入ります。入り口の扉にはステンドグラスで作った天吹の文字が。

写真:玄関正面。向かって左側の柱に「銘酒天吹」の看板がかかっている。軒下に杉玉が下げられており、扉はステンドグラスで細工されている

母屋での受付の後、見学スタート。北側のガラス扉を開けると、樹齢300年以上のけやき大樹が高くそびえ立つのが目に入ります。右には大正期に造られた「旧麹室(こうじむろ)」、左側には同じく大正期に造られた「離れ座敷」が立っていて、なんだか一気にタイムトリップした気分です。

写真:正面に大きなけやき、左側に白壁の蔵がある風景。けやきの手前に陶製の酒樽が7つほど置かれている

そして、中央の石畳を歩き奥まで進むと、中央に明治期に造られ、現在も酒造りに使われている「仕込み蔵」が見えてきます。

写真:白壁の蔵の正面外観。軒下に杉玉が下がっている。入口の戸板が半分ほど開いており、中にあるタンクが少し見える

中に入ると、中には720ミリリットル瓶約2,000本分の日本酒が仕込めるというステンレス製のタンクが並びます。

写真:画面奥に向かってタンクが並ぶ前にフォークリフトが停まっている様子
奥には日本酒を仕込むステンレス製のタンクが並びますが、天吹酒造の象徴ともいえる花柄のデザインが施された手前のフォークリフトも可愛い感じです
写真:外側に使用米や使用酵母の種類を記載した紙が貼られているステンレスタンク

タンク毎に、酒の種類、使用する米や精米歩合、使用した花酵母を書いた紙を貼っています。現在の仕込み樽はステンレス製タンクが主流だそうですが、50年ほど前までホーロータンクが主流だったそうで、奥まで進むとホーロータンクも並んでいます。

10月から3月の酒造り期間中には実際の酒仕込みの様子を見学することができます。取材に伺った9月は酒造りの時期ではありませんでしたので機械などはお休みしていましたが、実際の様子を見ると作業の細やかさを知ることができ、日本酒にさらなる愛着が湧きそうです。

写真:空のタンクの縁に米が入った袋が掛けられている様子
取材に伺った9月は、酒造りお休み。道具や機械が静かに眠っています
写真:足場に乗った杜氏がタンクの中を棒で攪拌している様子
酒造りの様子(写真提供:天吹酒造)
写真:2人の杜氏が桶に酒の原料を入れている様子
酒造りの様子(写真提供:天吹酒造)

仕込み蔵の中の階段を登った2階は大広間になっていて、ここには昔、酒造りに使った木の樽が並んでいます。ここで音楽祭や結婚式などが行われたことがあるそうで、広さを実感できます。

写真:屋根裏の様子。大きな木樽がいくつも並んだ広い空間
写真:大きな木の樽
かつて酒造りに使われた木の樽
写真:樽の内側。縁はすり減り、使い込まれている
覗き込むと年季を感じます

蔵の見学を終え、受け付けした母屋に戻ると試飲です。こちらでは天吹酒造の日本酒3種類をワイングラスで試飲することができます(500円)。気に入ったお酒はもちろん、天吹酒造のさまざまな日本酒を買うことができます。

写真:広々とした試飲スペース。木製の大きなテーブルの上にワイングラスとワインクーラーがセットされている
写真:多数並んだワイングラス。天吹酒造オリジナルの花柄の手ぬぐいが掛けられている
写真:3段の商品棚にさまざまな銘柄のお酒が並んでいる様子

天吹酒造 会長 木下武文さん
「見学に来られた方に、日本酒のことをより深く知ってもらうために『日本酒は何のために造られるようになったでしょうか?』など、いろいろな質問を投げかけながら、日本酒の役目など楽しく学んでもらっています。3、4人くらいのグループで来られるのがおすすめです。最近では、アメリカやヨーロッパなど海外からも見学に来られています。」

写真:天吹酒造正面遠景

イベント情報「秋の大試飲会」2024年9月14日開催!

今年の試飲会は「基峰鶴」の基山商店と合同開催!二つの蔵元のおすすめ酒をご試飲いただけます。
ハンドルキーパーとして来場される方にも、おみやげの日本酒をプレゼント。
チケット購入が必要なので、詳細は下記リンクからご確認ください。
※会場は基山商店となります

スポット情報(2024年9月13日現在)
スポット名 天吹酒造
住所 佐賀県三養基郡みやき町東尾2894
電話番号 0942-89-2001
営業時間 8時から12時、13時から17時
定休日 土曜日・日曜日・祝日
見学について ■料金について
見学無料、試飲は500円
■申し込みについて
電話もしくは天吹酒造ホームページの専用フォームから申し込み
■見学開始時間
午前の部:9時から10時30分
午後の部:13時30分から15時30分
駐車場 あり
アクセス 【公共交通機関】
JR鹿児島本線「久留米駅」からタクシー約10分、西鉄バス40番(目達原行き・佐賀駅バスセンター行)で約20分・バス停「北茂安小学校前」下車
JR長崎本線「中原駅」からタクシー約10分
【車】
九州自動車道・長崎自動車道「鳥栖インターチェンジ」から約20分
長崎自動車道「東脊振インターチェンジ」から約15分
備考 天吹酒造ホームページ(外部リンク)
インスタグラム(外部リンク)

 

今回は、佐賀県内の2つの酒蔵見学を紹介しました。県内にはほかにも多くの蔵で年間通じて見学の受け入れを行っていますので、ぜひ巡ってみてはいかがでしょうか。

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中島丈晴

佐賀を訪れる人は街や町、スポットを創り上げる人々とそこに至るストーリーに共感されているのではと感じています。
『佐賀経済新聞』運営や『佐賀バルーンフェスタ』広報等を担う中でふと気づく、佐賀の人やスポットのストーリーをお伝えしていきます。

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    柴田愛梨

    愛知県岡崎市出身。お試し移住などを体験し、佐賀の虜に。
    現在は海の近く唐津市に拠点を置き、フリーランスで活動中。歴史、やきもの、温泉、おいしい食べ物…そして人の温かさ。佐賀の魅力は数え切れないほど。楽しみながら魅力発信をしていきます!

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    佐賀県神埼市出身。趣味は、新店めぐり、山登り、映画&ドラマロケ地巡礼。神埼そうめん、北方ちゃんぽん、日ノ隈山山頂からの田園風景が大好き。佐賀の温かい人々との出会いを大切に、地元の魅力を再発見・新発掘できる旅を提案します!

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    佐賀生まれ、理系大学生!食べることやお出かけが好きで、Instagramで佐賀の美味しい情報を毎日発信中。趣味はヨガ、好きな食べ物はプリンとお寿司。ライター初挑戦中ですが、私の記事が佐賀を知る、より好きになるきっかけになれたら嬉しいです!

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