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写真:テントサウナ

新着!佐賀サウナ 宿泊施設併設サウナが今年誕生、 ちょっとぜいたくな時間をどうぞ

中島丈晴
2023年12月22日

サウナブームが続く中、佐賀県内にも全国的にも話題を集めるサウナがいくつもあります。「あそぼーさが」でもサウナを紹介する記事がいつも人気記事ランキングの上位に載るほど。

今年も県内に新たなサウナが誕生しています。宿泊施設内に新たに作られ、宿泊客限定で利用できるサウナ、宿泊施設の敷地内に作られたテントサウナを紹介します。プライベートちょっとぜいたくな時間を過ごせること間違いなしです。


このページ内で特集しているスポット一覧


 

うらり武雄ガーデンテラススパリゾート

写真:うらり武雄ガーデンテラススパリゾート外観

JR武雄温泉駅から車で約5分(宿泊利用者にはホテルからの事前予約制の無料送迎あり)、武雄北方インターチェンジから車で10分のところにある「うらり武雄ガーデンテラススパリゾート」。佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」に近く、「池之内池」というため池に面する湖畔ホテル。市内中心部からも近い距離にありながらも静かなエリアにあるホテルです。

こちらのホテル、今年4月に、これまで「武雄温泉 森のリゾートホテル」だったホテルをリブランド。全19室の客室は一室あたりの広さが以前の約2倍になり、寛ぎの空間が広がりました。客室内にも温泉を引き、ペット同伴で宿泊できる部屋も2室用意。福元利幸支配人によりますと、今回のリブランドでは、ゆったりと過ごしてもらえる滞在型を目指し、新たに作ったサウナはそのひとつ。ゆっくりと楽しんでもらい、リフレッシュしてほしいと考えているそうです。

サウナはホテルの4階にあります。宿泊者専用のため日帰り利用ができませんが、いずれもかなりゆったりとした広さがあり、客室数から想像すると、贅沢にサウナを楽しむことができそうです。

ドライサウナ「もりのか」

写真:室内に並べられた切り株があるサウナ

武雄の森にいるような、木々の香りに癒されるようなサウナで、室内に並べられた切り株に座って楽しみます。サウナ入り口の冷凍庫には、アロマ水をボール状に凍らせた「キューゲル」(氷の玉)を「レモングラス」「森の香」「ラベンダー」の3種類用意しており、サウナの石の上に置いて、室内に広がる香りを楽しめます。

スチームサウナ「やまぎり」

写真:スチームサウナ

山霧のように細やかな蒸気でカラダを潤わせてくれるサウナで、サウナ室に入った瞬間、目の前が真っ白に。蒸気の湿度で肌がすぐにしっとりに。肌もスベスベになるのでは、と思ってしまいます。

ととのうテラス

写真:とt脳テラス

屋外スペースは、サウナで温まった体をととのわせる水風呂を用意する「ととのうテラス」があり、心身ともにリフレッシュできる空間。桶の形の水風呂が2つ、リクライニングベッドやマットが合計6台あり、武雄の森に囲まれた空間でカラダを整えることができます。

スパ「うらり」

写真:スパの様子

サウナと同じフロアにあるスパ「うらり」は、温泉感覚でありながら水着で楽しめます。屋内のスパと開放感あるインフィニティスパ、ととのいスペースがあり、全て武雄温泉を使っています。

ラウンジ、フィットネス・リラックスエリア

2階には宿泊者のみが利用できるプライベートラウンジがあります。ソファーはふんだんに用意されていて、佐賀の日本酒などのドリンクやフィンガーフードを用意しているそうで、サウナやスパの後、ここでゆっくりと時間を過ごすこともできそうです。

写真:ラウンジの様子

リブランド後に利用された宿泊客の方からは「武雄の山と湖畔に囲まれた景色の中でのサウナは思った以上に良く、これだけゆったりとしたサウナはないのではないか」という感想も寄せられたそうです。

 

スポット情報(2023年12月22日現在)
スポット名 うらり武雄ガーデンテラススパリゾート
利用時間 15時から23時、6時から10時(宿泊客のみ利用可能)
利用料金 宿泊客のみ利用可能
宿泊料金 2名1室、1人あたり4万4,920円から(1泊2食付き)
住所 武雄市武雄町大字永島15750-1
電話番号 0954-27-7717
駐車場 80台(無料)
アクセス JR武雄温泉駅から車で約5分
長崎自動車道・武雄北方インターチェンジから車で約10分
到着時、出発時に武雄温泉駅との無料送迎あり(事前予約)
備考

うらり武雄ガーデンテラススパリゾート(外部リンク)

※サウナ利用は宿泊者のみになります。

 

うらり武雄 GardenTerrace Spa Resorts

詳細情報を見る

和多屋別荘 河畔サウナ

写真:和多屋別荘 入口

JR嬉野温泉駅から車で約5分、嬉野インターチェンジから車で約7分。1950年(昭和25年)に創業した老舗温泉旅館「和多屋別荘」。約2万坪を誇る敷地に、建築家・黒川紀章さんが設計した「タワー棟」や、大正ロマンが漂う「温泉郷」、江戸時代の長崎街道を再現した「花鳥苑」、木の香りに包まれる「みやび館」、数寄屋造りの離れ和室「水明荘(すいめいそう)」と、それぞれテーマが異なる5つの建物で構成し、合計100室以上の客室があります。

河畔の景色とともにゆっくりととのう河畔サウナ

写真:テントサウナ

「河畔サウナ」は、嬉野の伝統・文化に触れながら、本質的な自然体験を提供する「嬉野WELL-BEING」の第1弾プログラムとして、今年6月1日にオープンしました。和多屋別荘の中央に流れる嬉野川(塩田川)を望むことができるテラス「月見台」に最大4人が入れるテントサウナが3張設置されています。

利用は、8時から、14時から、17時からの1日3回。事前予約制で、宿泊客のみでなく日帰り利用も可能で、1人からカップル、グループなどさまざまな利用があるそうで、広報の東坂真実さんによると、昨今のサウナブームによる比較的若い人だけでなく、幅広い年齢層の方の利用があるそうです。

「セルフロウリュ」のフレグランスも充実

写真:テントサウナの中の様子

プライベート空間となるテントサウナ。薪(まき)ストーブへの薪入れし、自分たちでサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、サウナ内の湿度を上げることで体感温度も上げる「セルフロウリュ」が楽しめます。ロウリュをより楽しめるためにと、ここでは、線香、お香などの薫香メーカー「日本香堂」が手がけるフレグランスブランド「Yohaku(ヨハク)」のサウナドロップを使います。日本各地で育ったヒノキ、クスノキなどの和木、ユズや和ハッカなどの果実やハーブの100%天然精油を加え、香りを創っているそうです。心や身体にまさに「余白」を生み出してくれそうです。

写真:テントサウナで利用ができるサウナドロップ

香りは5種類。
朝日を感じさせるかんきつと和ハッカの香りに、朝もやの森をイメージさせるようなウッディやグリーン、フローラルなどの香りをブレンドしたシトラスウッディの香り「Sunrise(サンライズ)」をはじめ、ウッディ系「Monk Tree(モンクツリー)」「Hayes Valley(ヘイズバレー)」「Black Mountain(ブラックマウンテン)」、フローラル系「Moon Jazz(ムーンジャズ)」が揃います。
サウナの流れの説明を受ける時に、それぞれの香りを試すことができたのですが、私は「Sunrise(サンライズ)」を使ってみました。蒸気の中に木の香りが漂い、その変化にちょっと楽しくなってきました。ミントなどのオイルと合わせると、さらに心地よくなります。

写真:川沿いにある椅子

サウナでたくさん汗をかいたらテラスに出ます。外気浴は、イスを6席、デッキチェアを2席、フルフラットができる寝転べるイスを5席用意されていました。嬉野川のせせらぎを聞きながら、
時折、嬉野川に集まる水鳥の姿も見ることができるかもしれません。かけ流し温泉水は、体温に近い不感温浴と言われる34~37℃の湯を使用していて、ゆっくりとくつろげます。

温泉「湯殿 心晶」で美肌に

写真:和多屋別荘館内の温泉「湯殿 心晶」

また、河畔サウナ利用者は、館内の温泉「湯殿 心晶(ゆどの しんしょう)」もセットになっています。「水明荘」の宿泊利用者以外は宿泊者でも別料金がかかるそうなので、ちょっとお得な気分に。高い吹き抜けの天井に、檜の湯船と御影石の湯船の2タイプの内湯があり、男女別にどちらかを楽しめます。また、屋外には露天風呂とミストサウナに水風呂を併設しています。源泉かけ流しの重曹成分で、「美肌の湯」と呼ばれる嬉野温泉を体験できます。

 

スポット情報(2023年12月22日現在)
スポット名 和多屋別荘 河畔サウナ
利用時間 1部=8時から10時30分、2部=14時から16時30分、3部=17時から19時30分
(各部150分、着替え、「水明荘」の温泉「湯殿 心晶」の入浴時間も含む)
1テント4名まで、最大3組まで
利用料金 平日=1テント8,000円(最大4名まで、1名からも可)
土日祝=1人5,000円(利用は2名から、1名利用時は2名料金が必要)
薪ストーブ式テントサウナ利用、「湯殿 心晶」利用(通常日帰り入浴は1人2,200円)、うれしの茶ドリンクボトル(レンタル)、タオル(レンタル)を含む
・有料レンタル=サウナ用水着、ポンチョ、サウナハット
・未就学児は利用不可
注意事項 ・荒天の際(強雨時・強風時など)は利用不可
・河畔サウナ、かけ流し温泉水、外気浴は水着着用(持参の水着でも利用可)
宿泊料金 1室2名、1人あたり1万8,850円から(1泊2食付き)
住所 嬉野市嬉野町大字下宿乙738
電話番号 0954-42-0210
駐車場 【和多屋別荘利用の方】
宿泊者=無料
日帰り=3時間まで300円、5時間まで500円、終日1,000円
※入庫から30分以内は無料
アクセス JR嬉野温泉駅から車(タクシー)で約5分
高速バス「九州号」利用の場合、嬉野バスセンター下車・徒歩約10分、嬉野インター下車・徒歩約30分
長崎自動車道・嬉野インターチェンジから車で約7分
九州佐賀国際空港から「佐賀空港リムジンタクシー」あり(事前予約制、大人片道3,000円)
備考

和多屋別荘(外部リンク)

 

和多屋別荘

詳細情報を見る

今年、佐賀に登場した「新着サウナ」から、いずれもぜいたくな時間を過ごすことができそうな宿泊施設併設のサウナをご紹介しました。サウナだけでなく、宿泊施設での滞在も合わせて心豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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中島丈晴

佐賀を訪れる人は街や町、スポットを創り上げる人々とそこに至るストーリーに共感されているのではと感じています。
『佐賀経済新聞』運営や『佐賀バルーンフェスタ』広報等を担う中でふと気づく、佐賀の人やスポットのストーリーをお伝えしていきます。

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    柴田愛梨

    愛知県岡崎市出身。お試し移住などを体験し、佐賀の虜に。
    現在は海の近く唐津市に拠点を置き、フリーランスで活動中。歴史、やきもの、温泉、おいしい食べ物…そして人の温かさ。佐賀の魅力は数え切れないほど。楽しみながら魅力発信をしていきます!

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    福ちゃん

    佐賀県神埼市出身。趣味は、新店めぐり、山登り、映画&ドラマロケ地巡礼。神埼そうめん、北方ちゃんぽん、日ノ隈山山頂からの田園風景が大好き。佐賀の温かい人々との出会いを大切に、地元の魅力を再発見・新発掘できる旅を提案します!

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    佐賀生まれ、理系大学生!食べることやお出かけが好きで、Instagramで佐賀の美味しい情報を毎日発信中。趣味はヨガ、好きな食べ物はプリンとお寿司。ライター初挑戦中ですが、私の記事が佐賀を知る、より好きになるきっかけになれたら嬉しいです!

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