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写真:邸宅から見る庭園の紅葉

今だけ! 佐賀が色づく9日間 『九年庵 秋の一般公開』

あそぼーさが編集部
2023年11月14日

九年庵

写真:数寄屋造りの邸宅と筑紫平野を借景にした庭園
写真:数寄屋造りの邸宅と筑紫平野を借景にした庭園(真っ赤な紅葉)

数寄屋造りの邸宅と筑紫平野を借景にした庭園にはツツジやモミジ、一面を覆うスギゴケが植栽され、それから醸し出される風情は、しばし時を忘れるほどの美しさです。別邸とその庭園は、1995(平成7)年に「国の名勝」指定を受けました。現在は、秋の紅葉の時期と新緑の時期のみ一般公開されています。

写真:茅葺屋根
写真:瓦屋根

『茅葺(かやぶき)』左/『瓦』右
庭に面した部分には『茅葺』が、茅葺に続く北側の部分には『瓦』が使用されています。ベージュの『茅葺』と褐色の『瓦』が美しく融合していて、数寄屋の醍醐味を感じられます。

写真:真ん中がガラスとなっており庭の様子が見える雪見障子
写真:佐賀錦をおもわせる網代天井

『雪見障子』左
障子の一部がガラスになっていて、閉めていても外の景色が見える障子のことを言います。部屋の中から雪が積もった景色を楽しめることから、『雪見障子』と呼ばれています。

『網代(あじろ)天井』右
竹の細い薄板を、互い違いにくぐらせて編んで張られており、佐賀錦のような見た目が特徴的です。よく見ると、”客間”の網目が”次の間”の網目よりも大きく作られています。

2023年「九年庵」秋の一般公開 開催概要

【期間】2023年11月15日(水曜日)から11月23日(木曜日・祝日)
【時間】8時30分から16時
【料金】500円(高校生以上)/※中学生以下無料
※九年庵本部(もみじの湯)で受付

【問合先】神埼市商工観光課(0952-37-0107)

アクセス情報

車:長崎自動車道「東脊振IC」から車で15分
電車:JR長崎本線「神崎駅」からタクシー、臨時バス(路線バス)利用で約10分
高速バス:長崎自動車道「高速神埼バス停」下車徒歩15分

【駐車料金】
大型バス 3,000円/中型バス 2,000円(仁比山公園)
普通車 500円(吉野ヶ里歴史公園臨時駐車場から無料シャトルバスで送迎)
〇吉野ヶ里公園臨時駐車場発 始発/8時20分
○仁比山公園駐車場発 最終/16時50分

【路線バス】JR神埼駅南口から九年庵(仁比山神社前) 片道300円(所要時間8分から10分)

仁比山神社

写真:仁比山神社への参道と紅葉する木々
写真:三猿の石像
写真:猿の瓦

九年庵の隣に位置し、山の神、農業の神として「山王さん」と呼ばれ親しまれています。参道の入り口には江戸時代に作られた仁王門(ニオウモン)があり、市の重要文化財に指定された金剛力士像二体が安置されており、仁王門をくぐった参道の先にある仁比山神社は春の新緑、秋の紅葉が美しく、また、境内にある樹齢900年の楠の大木は、迫力があり、見る人に不思議なパワーを与えています。
本殿裏の岩の間から湧き出るご神水「金剛水」を猿の石像にかけると病が去る(猿)と言われています。

【期間】通年
【問合先】神埼市商工観光課(0952-37-0107)

 

仁比山神社

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脊振 眼鏡橋

写真:脊振 眼鏡橋
写真:めがね橋の欄干から噴き出る水
写真:水の噴き出るめがね橋へ続く小道

明治24年(1891年)に作られた高さ14メートル、長さ20メートル、幅6メートルの石造りの橋で、橋脚は城原川両岸の岩盤に固定され、耐久性と急流の負荷を少なくするために、アーチ構造でできています。城原川の深い渓谷にかかり、神埼と脊振の幹線道路として利用されていました。めがね橋の欄干から噴き出る水「恵みの流水」は、みどり豊かで自然の豊富な「せふり」から、ここを訪れる人たちへの贈り物です。現在眼鏡橋は神埼市の重要文化財に指定されています。

【問合先】神埼市商工観光課(0952-37-0107)

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あそぼーさが編集部

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