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写真:呼子大橋

車でのアクセスも抜群! 一日丸ごと楽しめる加部島の旅

柴田愛梨
2023年07月21日


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写真:車内から見える景色
運転は友人にまかせて♪

佐賀県唐津市から車で約40分、呼子大橋を渡ると辿り着く島、「加部島(かべしま)」ここが今アツいんです!唐津市にある8つの島の中で唯一、唐津市と橋が架かっている加部島はアクセスも抜群。

お洒落なカフェから、絶景スポットまで、デートにもひとり旅にもぴったりのおすすめコースをご案内します。

~加部島へのアクセス~
車利用

  • 西九州道唐津ICから約40分
  • 長崎道多久ICから約1時間

 バス利用

  • JR唐津線西唐津駅から路線バス「呼子線」(昭和バス)に乗車し、約30分→「呼子」で下車→「呼子」からジャンボタクシー「呼子・加部島線」に乗車

呼子大橋をバックに映え写真が撮れるカフェ「KABESHIMA COFFEE STAND」

写真:カフェ「KABESHIMA COFFEE STAND」

呼子大橋を渡り、加部島の南海岸沿いを走ると、さっそく一つ目のおすすめスポットが見えてきました。2023年5月、呼子大橋を望むロケーションにオープンした「KABESHIMA COFFEE STAND」です。

目の前に広がる海では船が行き交い、堤防では釣りをする方も。
島の生活を近くに感じることができるこちらのカフェには、島の方々をはじめ、家族連れやライダーなども多く訪れています。景色を眺めながらコーヒーを飲んでいると、ついつい時間が経つのを忘れてしまう、居心地の良い空間です。

ゆったり過ごすのはもちろんですが、ここを訪れたからには、収めたいのが、“映え写真”。

写真:オレンジジュース

呼子大橋をバックにドリンクを撮影できるのも、海辺のカフェならではのイチオシポイントです。また、カフェのメイン看板を入れると、ここでしか撮れない、とっておきの一枚になりますよ。

写真:呼子大橋をバックに写真

SNS映えを狙って、色々な撮り方を楽しんでみてくださいね!でも、夢中になりすぎて夏場はアイスが溶けないようご注意を。

また、自転車で島の観光をする人向けにスタンドや、愛車と撮影が可能な看板も用意されています。私も、バイクでお越しの方に写真を撮らせていただきました。

写真:呼子大橋をバックに

カフェではアルコールメニューも提供しているので、ハンドルキーパーさんがいらっしゃれば、お連れ様はお酒を愉しむことができそうですね。

写真:ナッツ
写真:ドリンク

焙煎からメニュー開発までこだわった「KABESHIMACOFFEESTAND」、是非訪れてみてください。

写真:コーヒーを淹れている女性

キッチンカーからは淹れたて珈琲の良い香りがしてきます。

写真:コーヒー
写真:店舗看板をバックにコーヒー
写真:コーヒー豆

カフェでは加部島珈琲焙煎所で焙煎したコーヒー豆を購入することも可能です。

スポット情報(2023年7月21日現在)
スポット名 KABESHIMA COFFEE STAND
営業時間 土曜日、日曜日、祝日 11時から16時
住所 佐賀県唐津市呼子町加部島3026-9
駐車場 あり(お店の横)
備考 KABESHIMA COFFEE STAND(公式ホームページ)

 

風が心地いい「風の見える丘公園」へ

次はカフェで購入したドリンクを片手に、ドライブに出発です!

加部島の中でも多くの観光客が訪れる場所、「風の見える丘公園」の絶景をご紹介。「KABESHIMA COFFEE STAND」からは車で約5分、ドライブコースにはぴったりです。
公園の名前の通り、風が心地良く、癒しの場所になっていますよ。

写真:風の見える丘公園
写真:風の見える丘公園
写真:風の見える丘公園

展望台までの道を歩いて行くと、そこには日本三大悲恋伝説の一つ『松浦佐用姫伝説』にも登場する「佐用姫」の像があります。 出航する恋人に向けて身にまとっていた領巾(ひれ)を振り、別れを惜しんだとされる佐用姫。 その表情は儚げにも見えます。

そして展望台から一望できる呼子大橋は、圧巻! 公園自体も高いところにあるため、駐車場から徒歩数秒でこの絶景が見られるんです。

写真:呼子大橋

ちなみに、大橋のたもとに見えるのが弁天島。
呼子側の橋の手前にある弁天駐車場からは弁天遊歩橋を通って、周辺を散策できるようになっています。

写真:遊歩道
写真:弁天大橋

干潮時には2002年に佐賀県天然記念物に指定された「弁天島の呼子岩脈群」を見ることができますよ。

スポット情報(2023年7月21日現在)
スポット名 風の見える丘公園
営業時間 9時から17時
住所 佐賀県唐津市呼子町加部島3279-1
店休日

火曜日及び年末年始
※展望は可能

電話番号 0955-82-5159
駐車場 あり(展望台横)

 

風の見える丘公園

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佐用姫ゆかりの「田島神社」

展望台からの景色を眺めたあとは、「田島神社」へ。「風の見える丘公園」から車で5分弱。

写真:田島神社

山肌にそびえる神社の、堂々たる佇まいに背筋が伸びますね。

写真:田島神社
写真:田島神社

少し霧がかった朝方に見る田島神社は、厳格な雰囲気を漂わせています。こちらの神社は宗像三女神と同じ姫神が祀られており、九州でも最も古い神社の一つと言われています。
朝鮮出兵の際には、豊臣秀吉をはじめ多くの武将がお参りしたことでも知られる田島神社。境内にあるのが、佐用姫と狭手彦の悲恋物語「松浦佐用姫伝説」に登場する「佐用姫」が祀られている「佐用姫神社」です。


佐用姫神社

田島神社内にある「佐用姫神社」本殿床下には佐用姫が石になったという「望夫石(ぼうふせき)」があります。その石に祈願すれば、縁結びのご利益があると言われていますので、ぜひお参りに訪れてみてください。

スポット情報(2023年7月21日現在)
スポット名 田島神社
住所 佐賀県唐津市呼子町加部島3965-1
電話番号 0955-82-3347

田島神社

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のびのびと生活する牛たちに癒される「杉ノ原牧場」

写真:杉ノ原牧場

最後に紹介するスポットは、加部島の北側の海岸沿いにある「杉ノ原放牧場」です。

広大な敷地で過ごす牛たちと、青空と海に映える白い灯台がのどかな光景を生み出す、こちらの「杉ノ原牧場」は加部島の自然を大いに感じられる場所。

柵に沿って歩いていくと、牛を発見!

写真:杉ノ原牧場の牛

もくもくと草を食べています…

柵から顔を出して、えさを食べる牛をこんなに近くに見ることも。

写真:柵から顔を出している牛

のびのびと暮らしている様子を見ていると、ほっこり癒されますね。牛たちは日が沈む頃には牛舎に戻ってしまうので、夕方頃までに向かうのがベスト!

加部島内は移動時間があまりかからないので、一つ一つのスポットでゆっくりできるのも、良いところ。

また、加部島では広々とした景色だけでなく、ふと目に入る小さな自然をじっくりと味わうのもおすすめ。スマホや一眼レフを持って、出かけてみてはいかがでしょうか?

写真:お花
写真:お花

旅の最後は、加部島を縦断する約1キロの道路、「加部島の一本道」を通って、呼子大橋のかかる南側まで戻ります。

島内の風景を楽しむドライブを、加部島の旅の締めくくりにぜひ。

写真:加部島の一本道
スポット情報(2023年7月21日現在)
スポット名 杉ノ原牧場
住所 唐津市呼子町加部島
電話番号 0955-82-3426(呼子観光案内所)
駐車場 あり(普通車20台)

 

杉ノ原放牧場

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柴田愛梨

愛知県岡崎市出身。お試し移住などを体験し、佐賀の虜に。
現在は海の近く唐津市に拠点を置き、フリーランスで活動中。歴史、やきもの、温泉、おいしい食べ物…そして人の温かさ。佐賀の魅力は数え切れないほど。楽しみながら魅力発信をしていきます!

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    佐賀を訪れる人は街や町、スポットを創り上げる人々とそこに至るストーリーに共感されているのではと感じています。
    『佐賀経済新聞』運営や『佐賀バルーンフェスタ』広報等を担う中でふと気づく、佐賀の人やスポットのストーリーをお伝えしていきます。

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    佐賀県神埼市出身。趣味は、新店めぐり、山登り、映画&ドラマロケ地巡礼。神埼そうめん、北方ちゃんぽん、日ノ隈山山頂からの田園風景が大好き。佐賀の温かい人々との出会いを大切に、地元の魅力を再発見・新発掘できる旅を提案します!

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    佐賀生まれ、理系大学生!食べることやお出かけが好きで、Instagramで佐賀の美味しい情報を毎日発信中。趣味はヨガ、好きな食べ物はプリンとお寿司。ライター初挑戦中ですが、私の記事が佐賀を知る、より好きになるきっかけになれたら嬉しいです!

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    広い空、新鮮な食材、おいしい空気。佐賀はどこを訪れても元気をもらえます。佐賀生まれ、佐賀育ちのフリーライター。海外取材のときは、必ず佐賀の米と佐賀海苔をスーツケースに詰めていきます。一番かわいいと思う生き物は有明海に生息するムツゴロウです。

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