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写真:ボイルされたカニ

“秋だけど・・夏カニフェス” 太良町で美味しい竹崎カニを 味わいつくそう!

柴田愛梨
2023年10月06日


このページ内で特集しているスポット一覧

※すべて太良町


 

写真:海中鳥居の鳥居をくぐる人

「太良町」は佐賀県最南端に位置し、ほぼどこからでも有明海を望むことができる、自然豊かなところです。
有明海は干潮と満潮の差が日本一。中でも太良町沖はその差6メートルにも及びます。潮が引くと歩いてくぐることもできる大魚神社の「海中鳥居」は、佐賀を代表する観光スポットとなっています。

写真:海の中にある鳥居
写真:有明海の干潮の様子

そんな有明海の恵みを受けた太良町は海の幸が豊富。「竹崎カニ」「竹崎カキ」は太良町を代表する特産物です。太良町竹崎地区近海で獲れるワタリガニのことをいい、夏から秋にかけてはオスが旬を迎えます。冬はメスの産卵前になるため、卵の濃厚な味わいを楽しみたい方は冬、カニの身を堪能したい方はオスが旬の夏から秋がおすすめです。

写真:カニラーメン
写真:竹崎カキ

冬のイメージが強いカニですが、太良町のカニは通年で味わえるのが魅力。
この時期のカニも美味しいと知ってほしく始まったのが「秋だけど・・夏カニフェス!」です。昨年までは太良町の宿に宿泊の方対象の特典だったのですが、今年はグルメ店の参加があり、日帰りでも楽しめるカニフェスとなっています。

今記事では、「秋だけど・・夏カニフェス!」参加店の美味しいカニをはじめ、太良町のグルメを堪能できるおすすめのお店や道の駅をご紹介します!

画像:カニフェスチラシ
『2023! 秋だけど・・夏カニフェス!』

開催期間:令和5年9月25日(月曜日)から10月31日(火曜日)
※期間は天候や漁の状況によって変更有

参加店:太良観光ホテル / 竹崎観光ホテル梅崎亭一福荘夜灯見荘 /平浜荘鶴荘海上館豊洋荘 / 蟹御殿おみやげ村 /
(カニフェス特別協賛)田島柑橘園&加工所

旬の美味しい夏カニをいただけるほか、うれしい特典あり!
詳しくはホームページ(外部リンク)よりご覧ください。

竹崎カニやカキなどの海鮮に大満足!

かき焼 おみやげ村

写真:おみやげ村外観

カニといえば冬…というイメージがあるかも知れませんが、前に書いたように夏カニも身が詰まって美味しいんです。

「おみやげ村」さんは、そんな夏カニの魅力を知って欲しいということからはじまった「夏カニフェス」参加店のひとつ。漁師さんが毎日水揚げをした竹崎カニやカキなどの、新鮮な海鮮をその場で焼いて食べることができます。
「夏カニフェス」特典として期間中、カニ汁1杯サービス付き!

写真:店内にあるいけす
写真:いけすの中に入っている竹崎カニ

店内のいけすにはお目当てのカニも…わくわく。

写真:半個室お部屋の入口
写真:レンガで積み上げられたバーベキューコンロ

半個室タイプのお部屋に案内して頂き、いざバーベキュースタート!

写真:バーベキューと竹崎カニ
写真:カニ

カニの焼き方も丁寧に教えていただけるので初めてでも楽しめます。
(※ボイルしてもらうことも可)
他にもわからないことがあったらすぐに教えてくださるので安心ですよ。カニ味噌が味わい深くてとても美味しかったです。

写真:岩牡蠣の殻をむく様子
写真:お皿に乗った岩牡蠣

岩牡蠣も堪能できて、大満足。口の中に広がる香りと旨み…、至福の時間でした。
数人でシェアできるセットメニュー、冷暖房完備のお部屋もありますのでお友達やご家族と周りを気にせず楽しむことができるのも良いところ。

11月頃からカキ小屋もはじまるとのことなので、これからの季節も楽しみがいっぱいです。実は、太良町にある海産物直売所が試食用のカキをドラム缶の網焼きで提供したのがカキ小屋の始まりと言われています。そんなカキ小屋発祥の地と言われる太良町の旅、海鮮たっぷりの食材を目の前にバーベキューもおすすめです。

おみやげ村では、海鮮以外に佐賀牛も食べられるとのこと。予約優先ですが飛び込みもOKなので、ぜひ太良町グルメを味わってみてくださいね。

スポット情報(2023年10月6日現在)
スポット名 かき焼 おみやげ村
営業時間 9時から18時(ラストオーダー 17時)
定休日 冬季は無休
住所 藤津郡太良町大字大浦丙17-1
電話番号 0954-68-3880
駐車場 有り
アクセス JR長崎本線肥前大浦駅から車で5分
備考

かき焼 おみやげ村 ホームページ(外部リンク)

かき焼 おみやげ村 (Instagram)

 

カニのエキスたっぷり「かにちゃんぽん」は有明海を眺めながら

お食事処「海望(かいぼう)」

写真:竹崎カニちゃんぽん

カニフェス参加店以外からも竹崎カニが味わえるお店をご紹介。おすすめは、海望さんの「特製かにちゃんぽん」。なんと、カニがまるごと一杯入っています!

写真:お食事処「海望」の外観
写真:お食事処「海望」の店内

窓際の席から見える有明海の景色を楽しみながら、味わうちゃんぽんは格別。

写真:竹崎カニちゃんぽん
写真:竹崎カニラーメン

お料理が運ばれてきた瞬間から、カニの良い香りがしてきました。ちゃんぽんのスープにはカニの旨味がたっぷり溶け込んでいて、贅沢な一品です。最後の一滴までとても美味しく頂きました!

写真:カニ炒飯
カニ炒飯
写真:カニ丼
カニ丼

カニメニューの他にも、定食類も充実していて、どなたも楽しむことができます。お酒を飲んだあとの締めとしても良いかもしれませんね!

スポット情報(2023年10月6日現在)
スポット名 お食事処 海望(かいぼう)
営業時間 10時から21時 ※要確認
定休日 不定休
住所 藤津郡太良町大浦丁1868
電話番号 0954-68-2723
駐車場 有り
アクセス 長崎自動車道・武雄北方ICより車で約50分
備考 観光たら(外部リンク)

地域の特産品が豊富にそろう

道の駅「たらふく館」

竹崎カニを堪能したあとは、太良町のお土産を買いに「道の駅・たらふく館」へ。

写真:道の駅・たらふく館の外観

ここには地域の野菜、果物等の農産物や有明海で水揚げされた魚介類など、地域の特産品が豊富にそろっています。

写真:道の駅・たらふく館の店内の様子
写真:ミニえびマヨカツの断面

その場で食べられるスペースもあるので、気になったものを購入してさっそくいただくことに。「ミニえびマヨカツ」はふわふわの食感とエビがマッチしてとても美味しかったです。

写真:いけすで販売されているカニ
写真:太良みかん


新鮮なカニや太良みかんなど、太良町のグルメをお土産にぜひ。竹崎カニを買って帰ることもできるのでお家でも、贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

スポット情報(2023年10月6日現在)
スポット名 道の駅「たらふく館」
営業時間 店舗・売店(たらふく館・たらふく館別館)9時から18時
観光案内所9時から18時
※営業時間は変わる可能性があるため、直接道の駅へご確認ください
休館日 たらふく館・たらふく館別館:1月1日
観光案内所:1月1日から3日
※各施設共 変更する場合あり
住所 藤津郡太良町大字伊福甲3488番地2
電話 0954-67-9117
FAX 0954-67-9118
アクセス 肥前鹿島駅前交差点より国道207号を南へ約11.5キロ
備考

たらふく館(外部リンク)

九州道の駅(外部リンク)

道の駅太良 「たらふく館」

詳細情報を見る

太良町は一度訪れてみると、虜になること間違いなし!夏カニのあとも、秋冬にかけては竹崎カキはじめ有明海の幸を楽しめますので、グルメ旅の候補にしてみてはいかがでしょうか。

写真:有明海が見えるベンチに座っている男女
写真:海中鳥居

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柴田愛梨

愛知県岡崎市出身。お試し移住などを体験し、佐賀の虜に。
現在は海の近く唐津市に拠点を置き、フリーランスで活動中。歴史、やきもの、温泉、おいしい食べ物…そして人の温かさ。佐賀の魅力は数え切れないほど。楽しみながら魅力発信をしていきます!

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    佐賀を訪れる人は街や町、スポットを創り上げる人々とそこに至るストーリーに共感されているのではと感じています。
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    佐賀生まれ、理系大学生!食べることやお出かけが好きで、Instagramで佐賀の美味しい情報を毎日発信中。趣味はヨガ、好きな食べ物はプリンとお寿司。ライター初挑戦中ですが、私の記事が佐賀を知る、より好きになるきっかけになれたら嬉しいです!

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    広い空、新鮮な食材、おいしい空気。佐賀はどこを訪れても元気をもらえます。佐賀生まれ、佐賀育ちのフリーライター。海外取材のときは、必ず佐賀の米と佐賀海苔をスーツケースに詰めていきます。一番かわいいと思う生き物は有明海に生息するムツゴロウです。

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  • 九州王国編集部

    九州王国編集部