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写真:木製テーブルの上にアフタヌーンティーセットが配置された様子。画面の奥に窓があり、外の木々が見える

自然豊かな風景が広がる!佐賀の絶景カフェ3選

福ちゃん
2024年04月26日

初夏の新緑が美しい季節がやってきました♪
ゴールデンウィークのおでかけはもうお決まりですか?
今回は、佐賀県武雄市、伊万里市ののんびりとした田園風景や美しい山々の景色が楽しめる絶景カフェを3つご紹介します。心地よい風を感じながら、忙しい毎日から開放される癒やしのカフェタイムを過ごしましょう!

武雄市黒髪山とエメラルドグリーンのため池。選べる絶景をアナタに!

いろえ工房 喫茶室

写真:いろえ工房の軒先のウッドデッキ。画面右側に建物入り口があり、「いろえ」と書かれたのれんがかかっている

最初にご紹介したいのが、武雄市にある黒髪山の麓で有田焼の制作を行う〈いろえ工房〉が手がけるカフェ。
以前は2か月に1度の食のイベントのみの営業でしたが、2023年5月にリニューアルオープンし、〈いろえ工房 喫茶室〉として生まれ変わりました。

写真:いろえ工房喫茶室の店内の様子。全体に木造りのあたたかい雰囲気

店内は、木のぬくもりを感じるとっても素敵な空間。
ここで伝えたい一番の魅力ポイントは、2つの絶景が楽しめること!

写真:淡く霧がかかった黒髪山の眺め
写真:ウッドデッキから池を眺めている女性の後ろ姿

店内の縁側には壮観な黒髪山の景色、カウンター側はエメラルドグリーンに輝くため池と、選べる絶景が私たちを待っています。
黒髪山はしっとり大人の雰囲気漂う見応えがあり、天候や時間帯で色が変わるため池は神秘的な光景に目を奪われます。

写真:木製テーブルの上にアフタヌーンティーセットが配置された様子。画面の奥に窓があり、外の木々が見える
写真:花柄の大皿に小さなロールケーキが4切れ並んだ様子
写真:ティーカップに緑茶を注いでいる様子

喫茶は、訪れる人が時間を気にせずに過ごせるようにと一日3部交代制。
店主・鷹巣陽さんの“一組一組を大切にしたおもてなしをしたい”との思いが込められています。

絶景とともにいただけるのは、鮮やかな色づかいの器で提供される「選べる『佐賀のお茶』と『スイーツ』セット」2,700円(※スイーツ6種の場合3,300円)。

地元の野菜で仕上げた前菜、地元菓子店の和洋菓子、発酵バターのクロワッサンサンドと、「どれから食べよう?」と迷ってしまいますね。
自ら食器を持って、カウンターに並ぶお菓子から選んで盛り付けるスタイルなので、
器の重さやさまざまな料理との相性を試すことでき、有田焼を使うシーンを想像しやすいです。

写真:カラフルな花柄の焼物ピルスナーカップが並んでいる様子

帰りには併設されたショップで、陽さんが絵付けした伝統的な技法「いろえ」の器を販売しているので、お土産にもオススメです。

スポット情報(2024年4月26日現在)
スポット名 いろえ工房 喫茶室
住所 佐賀県武雄市山内町大字宮野1829-8
電話番号 0954-45-2000
営業時間 1部:10時から12時
2部:12時15分から14時15分
3部:14時30分から16時30分
※完全予約制
定休日 月曜日、日曜日、不定休あり
席数 12席
駐車場 あり
アクセス JR武雄温泉駅から車で約20分
嬉野インターから車で25分
武雄北方インターから車で31分
備考 いろえ工房(Instagram)

いろえ工房 喫茶室

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田園を走る電車が見れたらラッキー!自家焙煎コーヒーが自慢の古民家カフェ

とのみの HOKAO COFFEE

写真:とのみの HOKAO COFFEEの外観

田園風景と自家焙煎コーヒーでほっとひと息つける、癒やしの古民家カフェ〈とのみの HOKAO COFFEE〉。

写真:とのみのHOKAO COFFEEの内観。手前の土間スペースにテーブル席があり、奥の小上がりに卓袱台と座椅子の席がある

築120年以上の古民家を改装した店内は、隣県・長崎の波佐見のカフェで経験を積んだオーナーさんがセレクトしたインテリアが馴染む、ぬくもりを感じます。
吹き抜けから柔らかく差し込む陽の光も、癒やしのひとときを演出してくれます。

長年使われた梁や柱を残した土壁は、以前あった土を発酵させ、復活させたものだそう!
随所に、オーナーさんの内装へのこだわりが垣間見えます。

写真:田園風景の中を列車が走っている遠景

そして、大きな窓から見えるのは、こんなにのどかな田園風景!

佐賀と長崎を繋ぐ「白いみどり」や「キハ47形」、「ふたつ星4047」など、色とりどりの電車が田園を横切ることもあり、その瞬間に出会えたあなたは、超ラッキー!

写真:窓際の席に座っている女性の後ろ姿

窓に向かって配置されたソファが一番の特等席なので、もし席があいていたら目がけて座ってみてくださいね♪

写真:コーヒーカップと素朴なケーキが木製テーブルの上にある様子
写真:アフォガートにエスプレッソを注いでいる手元

絶景と一緒に楽しみたいのは、口当たりが優しく飲みやすい自家焙煎コーヒー。
フルーティーな浅煎りやコクのある深煎りなど、8種から選べます。
自家製のスコーンなど各種焼き菓子のほか、仕上げにエスプレッソをかけていただく「とのみのアフォガート」600円など、コーヒーに合うスイーツも一緒にいかがでしょう?
波佐見焼や武雄焼、有田焼など、ほっこりかわいい器にも注目です♪

スポット情報(2024年4月26日現在)
スポット名 とのみのHOKAO COFFEE
住所 武雄市山内町大字鳥海8219
電話番号 080-3980-8219
営業時間 11時から18時30分(オーダーストップ18時)
定休日 火曜日、水曜日
駐車場 あり
アクセス JR武雄温泉駅から車で約10分
備考 とのみのHOKAO COFFEE(Instagram)

とのみのHOKAO COFFEE

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平野の景色と食材にこだわったワンプレートランチ

空色花(くうしきか)

写真:空色花の外観

伊万里川のほとりにそっと佇む隠れ家のような和カフェ〈空色花〉(くうしきか)。

写真:空色花の内観。奥にキッチンカウンター、手前にテーブル席。画面右側にフランス窓があり、カウンタータイプのテラス席に続いている

店主の藤原さんが大切に作り上げた店内には、
ブリティッシュアンティークのテーブルや力強い槙の木の柱が配置され、まるで絵本に出てくるおうちのような空間です。

写真:店内の窓からの周囲の畑の眺め
写真:テラス席からの周囲の畑の眺め

テラスから見える田園と今岳に、伊万里の四季を感じることができます。
実は、テラスの右手側には、伊万里駅ー上伊万里駅の間を走る電車が通ることも!
佐賀ならではの景色と春風に、ついつい長居したくなる心地よさ……。

写真:たくさんの陶磁器のうつわが納まった棚

選び抜かれた小石原焼や黒牟田焼の食器たちが目に楽しい!

写真:鶏のから揚げをメインに、みそ汁とごはんが付いたランチ定食

緑いっぱいのテラスでいただけるのは、オススメの「日替わりランチ」。
旨みを引き出す自家製発酵液につけた柔らかな鶏肉に、薄付きの衣が絶品の「とりのからあげ」がメイン!
ぴりっと辛味の利いた女山大根など地元の野菜もたっぷりで、やさしい味付けに元気をもらえます。


写真:手前にいちごのショートケーキ、奥にコーヒーがあるテーブルの様子

手作りいちごのショートケーキ(日替わり) 350円。

写真:手前にバニラアイスとフルーツ、あずきを盛り合わせたデザートプレート。奥にコーヒーカップがある様子

「アイス&フルーツ添え ドリンクセット」600円。
自家製ジャムとあずき。素材のおいしさが光ります。

手作りの料理にこだわりのインテリア、そしてテラスからは田園風景。
佐賀の食や景色を楽しむのにぴったりのスポットに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

スポット情報(2024年4月26日現在)
スポット名 空色花
住所 佐賀県伊万里市大坪町乙上古賀1070-1
電話番号 0955-23-2765
営業時間 11時からオーダーストップ14時
定休日 月曜日、日曜日
席数 23席(うちテラス4席)
駐車場 あり
アクセス JR上伊万里駅から車で2分
備考 空色花(Instagram)

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福ちゃん

佐賀県神埼市出身。趣味は、新店めぐり、山登り、映画&ドラマロケ地巡礼。神埼そうめん、北方ちゃんぽん、日ノ隈山山頂からの田園風景が大好き。佐賀の温かい人々との出会いを大切に、地元の魅力を再発見・新発掘できる旅を提案します!

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    柴田愛梨

    愛知県岡崎市出身。お試し移住などを体験し、佐賀の虜に。
    現在は海の近く唐津市に拠点を置き、フリーランスで活動中。歴史、やきもの、温泉、おいしい食べ物…そして人の温かさ。佐賀の魅力は数え切れないほど。楽しみながら魅力発信をしていきます!

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    佐賀を訪れる人は街や町、スポットを創り上げる人々とそこに至るストーリーに共感されているのではと感じています。
    『佐賀経済新聞』運営や『佐賀バルーンフェスタ』広報等を担う中でふと気づく、佐賀の人やスポットのストーリーをお伝えしていきます。

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    福ちゃん

    佐賀県神埼市出身。趣味は、新店めぐり、山登り、映画&ドラマロケ地巡礼。神埼そうめん、北方ちゃんぽん、日ノ隈山山頂からの田園風景が大好き。佐賀の温かい人々との出会いを大切に、地元の魅力を再発見・新発掘できる旅を提案します!

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    YO-WRITE

    好奇心は人を生かす!楽しそうなことには前のめりで向き合いたい、福岡県出身佐賀市在住のサラリーマンです。趣味はミュージアムめぐり。好きな恐竜はステゴサウルス。佐賀で見つけたオモシロ案件を皆さんへお伝えします!!

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    池松晃弘

    佐賀って実はディープ!知れば知るほどハマる魅力的なスポットと楽しみ方をお届け!
    神奈川県出身、九州を拠点に活動するフリーライター。28歳で福岡へ移住。瞑想が趣味なので、マインドフルネスになれるスポットをご紹介します。

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    あやか

    佐賀生まれ、理系大学生!食べることやお出かけが好きで、Instagramで佐賀の美味しい情報を毎日発信中。趣味はヨガ、好きな食べ物はプリンとお寿司。ライター初挑戦中ですが、私の記事が佐賀を知る、より好きになるきっかけになれたら嬉しいです!

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    sora camp

    佐賀との県境で育った福岡県在住ライター。虫嫌いで運動音痴なのにキャンプ、サイクリング好き、休日は幼い娘と公園&食べ歩き。私の愛する佐賀は、佐賀平野の田畑を走る神埼北茂安線の風景。小麦畑、水田、収穫後の地平線と、季節ごとの変化がたまりません。

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    歴史豊かな佐賀県は、あちこちに歴史的な建造物があり、伝統工芸をはじめとする日本文化に触れることができる場所です。趣味は読書とお酒の現役書店員が、魅力ある佐賀カルチャーの今を発信します! TwitterID:@honyanohomma

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    高原陽子

    広い空、新鮮な食材、おいしい空気。佐賀はどこを訪れても元気をもらえます。佐賀生まれ、佐賀育ちのフリーライター。海外取材のときは、必ず佐賀の米と佐賀海苔をスーツケースに詰めていきます。一番かわいいと思う生き物は有明海に生息するムツゴロウです。

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    あそぼーさが編集部