呼子といえば”呼子のイカ”
ガイドブックにも必ず載るほど有名な佐賀の名物です。
しかしこの”呼子のイカ”、実は自分で釣ることができるってご存知でしたか？

しかも釣り上げたイカを船上で、新鮮なうちに活造りにしてくれるのです！

そんな贅沢な楽しみ方を教えてくれるのは、佐賀県北部に広がる豊かな海、玄界灘をフィールドとする遊漁船”雷電”さん。

季節ごとの様々な釣りにお客様を案内されており、全国から釣り人が集まります。

取材時の6月中旬は、早朝から昼にかけてのイサキ釣りもシーズンだということでした。
そちらにも挑戦したくなってしまいますが…今回狙うは”呼子のイカ”！
早速釣りの準備をしていきましょう。

とはいえ釣りの準備って、何をどうしたらいいのか全く分からない…。
そんな私は、釣竿のレンタルから仕掛けのセッティングまで全て船長さんのお世話になりました。

ポイントに着いたら釣り方も教えてくださるとのことで、初心者にとってはありがたい限り。
サポートがあると安心感が違います。

さて準備が整ったら、いよいよ出発です！

出船場所は呼子周辺の港。
日が暮れる少し前に出港し、イカ釣りのポイントへ向かいます。

出港！

船上から見る夕陽は海に反射し幻想的。

この日のポイント、烏帽子島周辺に到着しました。
いよいよ釣り開始です。

あたりが暗くなってきたら船の集魚灯をつけてイカをおびきよせるのですが、これが”夜焚き”という漁の方法です。

次々に釣り上げる常連さんたち、さすがです。

手取り足取り教えていただき、私も何とか記念すべき１杯目をゲット！

これがあの「呼子のイカ」、種類はケンサキイカだそうです。

イカを釣り上げた時に勢いよく墨を吐く場合があるので、汚れてもいい服装で着てくださいね。
しかしその汚れもまたイカ釣りの勲章♪というものでしょう。

釣り始めてから2時間ほどで、4,5杯のイカが釣れました！！

ここでなんと、釣ったイカを船長さんが捌いてくださるとのこと。

そしてあっという間に活造りが完成していました。

透き通った身が美しいです。

釣りたての新鮮なイカを船上で食べられるなんて、この上ない贅沢。
コリっとした食感と、甘みのある最高の一品でした。
この感動をぜひ船上で味わっていただきたいです。

幸せな気持ちで満たされると釣りにも一段と気合いが入り、後半戦も頑張れましたよ！

時刻は夜中の2時。
約8時間の釣りが終わり、イカもたくさん釣れました。

釣った分のイカは数の制限なくお持ち帰りができますので、ご自宅でも呼子のイカをたっぷり楽しむことができます。

後日、イカの刺身とイカ丼にしていただきました。
これもまた至高の味わい。

他にはゲソの唐揚げなども良いかもしれませんね。
自宅で存分にイカ料理を堪能してみてください。

ご紹介したイカ釣りプランのチャンスは9月頃まで。
釣ってみたい！と思った方は是非HPのカレンダーをご確認の上ご予約ください。