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写真:丸太を組み上げた大型遊具に木の板を張って壁にしている部分。カエルのキャラクター「ビッキー」と「ピンキー」のイラストが描かれている

子どもと一緒に巡る江北町 イメージキャラクター・ビッキーがいっぱい

中島丈晴
2025年01月10日

昔は長崎街道の宿場町。現在は、鉄道が長崎本線と佐世保線の分岐駅、道路が鳥栖市から長崎市へと至る国道34号と国道207号の分岐点と、佐賀県内の交通拠点の町。中心にある町ということで「おへそのまち江北町」とも呼ばれています。

江北町が力を入れていることのひとつが「子育て支援」。今回は、「子どもと一緒に巡る江北町」というテーマで町内のスポットを訪ねたいと思います。


このページ内で特集しているスポット一覧

※すべて杵島郡江北町


町内一望できる高台にある「白木パノラマ孔園」にはたくさんの遊具が キャンプ場も

写真:機関車型の遊具が芝部広場に設置されている様子

JR江北駅から車で約15分の高台にある「白木パノラマ孔園」は、「野に学び、野に遊ぶふるさとパーク」をテーマに、町の自然の特徴を生かしたさまざまなアクティビティーがあります。子ども向けの遊具やローラー滑り台草、スキー(そり遊び)、ターザンロープ。

写真:ローラー滑り台が芝生の斜面に設置されている風景
写真:丸太を組み上げた大型遊具が設置されている芝生広場をやや高台から眺め下ろした風景。遠景に街区や山が見える。
写真:ターザンロープ台が芝生広場に設置されている風景。高台になっており、遠景に街区や山を見おろせる
写真:草ソリのゲレンデ。傾斜の上に樹脂製のソリ2艇が置かれている。手前に利用上の注意を示した看板が立っている

高いところまで上がっていくと、展望台があり、江北町の風景はもちろん、有明海を望むことができます。

写真:木造りの2階建て展望台
写真:展望台からの眺望。はるか遠くに海が望める

そしてキャンプ場やコテージもあり、バーベキューを楽しむことができます。「白木パノラマ孔園」の管理人さんによると、冬も週末を中心に利用者が多く、みなさん、冬ならではの焚き火を楽しまれるそうです。

写真:木造りのコテージ棟
写真:白木パノラマ公園の施設イラストマップ。駐車場や管理棟などの施設の場所が示されている

カエルのキャラクター「へそがえる ビッキー」がたくさん!江北町のPRキャラクター

白木パノラマ孔園を巡っていると、カエルのキャラクターにたくさん出会いました。

写真:カエルをディフォルメしたキャラクターの石像が園内に設置されている風景
写真:カエルのキャラクターイラストが描かれている石碑
写真:ソリゲレンデ使用上の注意を示した看板。カエルのキャラクターがソリで遊んでいるイラストがあしらわれている

これは、江北町のPRキャラクター「へそがえる ビッキー」。佐賀の言葉で小さな蛙の事を「びっき」と呼ぶそうで、そこから「ビッキー」と名づけられたそうです。ここ、白木パノラマ孔園だけでなく、江北町内のいろんなところにいるそうですので、探してみたいと思います。

スポット情報(2025年1月10日現在)
スポット名 白木パノラマ孔園
所在地 佐賀県杵島郡江北町山口8830-3
電話番号 0952-71-6321(佐賀のへそ・ふれあい交流センターネイブル)
開園時間 24時間
休園日 なし
入園料 無料
アクセス 【公共交通機関】
JR長崎本線・佐世保線「江北駅」からタクシー約15分、または江北駅前からバス乗車10分・バス停「岳」下車し徒歩約30分
【車】
長崎自動車道「多久インターチェンジ」から約20分
備考 白木パノラマ孔園|江北町ホームページ(外部リンク)

コンテナショップ「エキ・キタ」のデッキから列車見学を楽しむ

写真:コンテナを改修した店舗が左右に並ぶ風景。店舗前にはそれぞれ立て看板が出ている。コンテナ列のあいだは広場になっており、テーブル席が4つほど設置されている。

江北町の玄関口・江北駅北口すぐそばにあるコンテナショップ「エキ・キタ」。江北駅北口の活性化と駅周辺の賑わいづくりを目的に2022年5月にオープンしました。

写真:コンテナ上の柵で囲われたデッキスペース。江北駅のホームを見おろせる。

コンテナには飲食店が並んでいますが、南側のコンテナは2階のデッキに上がることが出来、江北駅に入ってくる列車をちょっと高いところから眺めることができます。

写真:江北駅のホームに列車が停車している様子。線路が3本ならんだ中央にChoo Choo 西九州 TRAINの車両が見える。

よく見ると真ん中にはEXILEのTAKAHIROさんがデザインした列車「Choo Choo 西九州 TRAIN」が停車していました。

写真:江北駅のホームが2つ見える風景。奥側のホームに列車が入線している
写真:江北駅のホームが2つ見える風景。手前側のホームに列車が入線している

多い時間帯には、1時間に10本以上の列車が江北駅に入ってきます。

スポット情報(2025年1月10日現在)
スポット名 コンテナショップ「エキ・キタ」
所在地 佐賀県杵島郡江北町山口1363-9
営業時間 店舗ごとに異なる
※デッキは24時間利用可
定休日 店舗ごとに異なる
アクセス 【公共交通機関】
JR長崎本線・佐世保線「江北駅」すぐ
【車】
長崎自動車道「武雄北方インターチェンジ」から約20分

江北駅北コンテナショップ「エキ・キタ」

詳細情報を見る

江北駅北口の案内板でも「ビッキー」が迎えてくれます

写真:デジタル時計と温度計を備え、「ようこそ江北町へ」のメッセージとビッキーのイラストをあしらったモニュメント
写真:駅ホームに設置された観光案内板にあしらわれているビッキーファミリーのイラスト

先ほど、白木パノラマ孔園で出会った「ビッキー」。コンテナショップ「エキ・キタ」がある江北駅にもいました!
ますます気になる「ビッキー」に出会えるスポットをもうひとつ訪ねてみたいと思います。

地元農産物はもちろん、ビッキーグッズも発見「ゆうきの里だいちの家」

写真:店舗外観。「農産物直売所 ゆうきの里 だいちの家」と大きな看板がかかっている。軒下にテーブルとベンチが設置されている

江北駅南口から徒歩圏内にある直売所「ゆうきの里だいちの家」。地元の農産物や、地元食材を使い、直売所内で毎日製造する米パン、お弁当やまんじゅう、加工品を用意しています。

写真:店内の様子その1。右側の壁面に3段の商品棚、フロア中央に2段の商品台があり、野菜・くだもの・米・花卉などの商品が並んでいる
写真:店内の様子その2。その1と逆の方向から撮影したもの。奥にカウンターがあり、店舗スタッフがカウンター内で作業している

「ビッキー」グッズを発見!

写真:だいちの家ロゴプリントのエプロンをつけたスタッフが、ビッキーのキーホルダーを持ってカメラに向けている様子

江北町巡りで何度も出会った「ビッキー」のグッズ。ここにありました。ビッキーのキーホルダー(400円)。

スポット情報(2025年1月10日現在)
スポット名 ゆうきの里 だいちの家
所在地 佐賀県杵島郡江北町山口1334
電話番号 0952-86-5505
営業時間 9時30分から17時30分
定休日 なし
アクセス 【公共交通機関】
JR長崎本線・佐世保線「江北駅」から徒歩約4分
【車】
長崎自動車道「武雄北方インターチェンジ」から約20分

 

 

「子どもと一緒に」をテーマに江北町を巡り、ビッキーにもたくさん出会うことが出来ました。子どもと一緒に楽しめるスポットは江北町内にもまだたくさんあるようです。ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。

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中島丈晴

佐賀を訪れる人は街や町、スポットを創り上げる人々とそこに至るストーリーに共感されているのではと感じています。
『佐賀経済新聞』運営や『佐賀バルーンフェスタ』広報等を担う中でふと気づく、佐賀の人やスポットのストーリーをお伝えしていきます。

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    愛知県岡崎市出身。お試し移住などを体験し、佐賀の虜に。
    現在は海の近く唐津市に拠点を置き、フリーランスで活動中。歴史、やきもの、温泉、おいしい食べ物…そして人の温かさ。佐賀の魅力は数え切れないほど。楽しみながら魅力発信をしていきます!

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    佐賀生まれ、理系大学生!食べることやお出かけが好きで、Instagramで佐賀の美味しい情報を毎日発信中。趣味はヨガ、好きな食べ物はプリンとお寿司。ライター初挑戦中ですが、私の記事が佐賀を知る、より好きになるきっかけになれたら嬉しいです!

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